katsuoと輸快な仲間たち

台湾と鉄道とバスと温泉が大好きな埼玉県民。音鉄をしたり何の変哲も無い切符を集めています

【台湾旅行記】台湾最後の旧型客車に乗る(3)

2012年08月15日 | 【第一次台湾遠征】
前回に引き続き台湾旅行記をお届けします



台東駅や枋寮駅は列車別改札を実施しているのでいつでも好きな時にホームに入れる訳ではありません

普快3671次の改札が始まったので改札のおじさんに双鉄周遊券を見せたら何やら難しい顔をして中国語で何か言っています

何を言ってるのかサッパリわからなかったのでぽかーんとしていたら改札の横にあるインフォメーションセンターに連れていかれました

どうやら双鉄周遊券を見たことがなく、偽物の切符かなにかだと思ったようです

しかし普快3672次の発車時間が迫っています。あまりのんびりしてはいられません

おじさんに急いでる素振りを見せると「おーけーおーけー、ぷらっとほーむなんばーつーびー」と言って改札を指さしました

2Bホームから発車するのは花蓮行の自強号です。おじさんは自分がその自強号に乗ると思ったみたいです

自強号に乗ったら全く反対の方向に連れて行かれてしまいます。

普快3672次は1Bホームから発車します。自分が「わんびー、わんびー」と言うとわかってくれたようで「おーけー」と言って通してくれました

ホームにあがるとちょうど機関車を客車に連結しているところでした







向かい側の側線には莒光号の客車が1両だけ放置してありました

今度は機関車の後ろの一番前の車両に居座ることにします

車内はガラガラです。1両に数人しか乗っていませんでした

自分の乗っている車両に至っては2人しか乗っていません







ガラガラのまま台東駅を発車します

途中の駅で仕事帰りとおぼしき人が何人か乗ってきました

機関車の後ろなのでかなりエンジン音がうるさいです

先頭車両がガラガラなのは機関車のエンジン音がうるさいからのようです

トンネルに入ると轟音で耳が痛くなるくらいでした

(∩ ゜ω゜)アーアーウルサーイ

一番混み合っていたのは真ん中の車両で、その次に混んでいたのは最後尾の車両でした

混んでいると言っても1人1ボックス占領してもまだおつりが来るくらいです

徐々にあたりが暗くなってきます

やがてあたりは真っ暗になってしまいました

夜汽車もいいもんですね

ここで台東駅で買っておいた駅弁を食べます

今夜の夕食です。たったの80元ナリ





骨付きの豚肉を油で揚げてタレをかけた排骨飯という料理です

台湾では排骨飯の駅弁がよく売られています

日本でいうと幕の内弁当にあたる存在でしょうか

味付けがしっかりしてておいしいです

日本人好みの味なんじゃないでしょうか。箸が止まりません

ちょっと漢方みたいな香りがしますが慣れればこれもまた良し

あっという間に食べ終わってしまいました

やがて列車は終点の枋寮に到着しました

後はホテルに帰るだけです

枋寮で莒光号に乗り換えて新左營へ

今度の莒光号は手動ドアでした

手動ドアのいいところは列車が発車しても飛び乗れることや停車する少し前に飛び降りれることですね(爆)

※危ないのでマネしないでください※

実際台北駅で発車した直後の莒光号に飛び乗ったパワフルなおばさんとかいましたけどね・・・

新左營で高鐵に乗り換えて台北行きの最終列車に乗り込みます

ホテルに戻ったのは日付が変わってからでした

次回は台北最大の夜市、士林夜市に行きます



それではさよなら~

「・w・「きしゃー







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