katsuoと輸快な仲間たち

台湾と鉄道とバスと温泉が大好きな埼玉県民。音鉄をしたり何の変哲も無い切符を集めています

【台湾旅行記】台湾最後の旧型客車に乗る(2)

2012年08月14日 | 【第一次台湾遠征】
前回に引き続き台湾旅行記をお届けします



どうでもいいですが台湾のペットボトルは日本のものより大きいです

たとえばミネラルウォーターは600ミリリットルのものが主流でした

あと、台湾の町中で自販機を見かけることはほとんどありません

かわりにコンビニがものすごい密度で存在しています

枋寮駅にはその珍しい自販機が置いてありました

待合室でのんびりしているとやがてホームに3両編成の青い客車が入線してきました

ついに旧型客車とご対面です



1960年代後半に製造された客車なのでかなりくたびれています

向かい側に止まっている復興号の客車も同じくらい車体がベコベコですが・・・

この日はR100型ディーゼル機関車に3両の日本製の客車が連結されていました

この日の編成は以下の通りでした


←枋寮・高雄                  知本・台東→

SPK32717-SP32578-SPK32757-R138


インド製の客車が充当されることもあるという話を聞いていましたが全部日本製の客車でした

インド製の客車の方にも乗ってみたかったです



車内はこんな感じです



座席はビニール張りの転換クロスシートです

かつては優等列車にも使用していたとあって座り心地はなかなか良かったです

座席の転換にはちょっとコツがいります

日本の転換クロスシートのようにペダルはありません

背もたれにあたる部分を後ろから少し強く押しながら座席を回転させます

ペダルもないのに一体どうやって転換するのかずっと気になっていましたが現地の鉄道ファンの方が転換してるのを見てやっとわかりました

一番後ろの車両に居座ることにしました

発車時間まで車内を探索します



台東行きのサボです。右から読みます













圧力計にはJAPANの文字がありました。NABCOといえば日本で鉄道車両のブレーキを作っている会社でしたっけ



デッキで油断してるとあっという間に線路に転落します



乗客のほとんどはこの列車に乗ることを目的にしているようです

途中駅での乗降はほとんどなく、枋寮駅から乗り込んだ乗客のほとんどはそのまま台東まで乗っていました

一番後ろのデッキで動画を撮影しましたがトンネルに入った時の風圧で三脚が倒れたりと散々な結果に終わりました



そうこうしているうちにあっという間に終点の台東(たいとん)に到着しました

この駅で普快3671次は折り返しの普快3672次になります

普快3672次の発車まで3時間以上あるので駅前を散策したり待合室で昼寝をしたりしました

駅前には釈迦頭(シュガーアップル)という果物を売る屋台が並んでいました

1コ50元で売っていたので1つだけ購入して食べてみました

クリーミーで甘い果肉がなんともいえません。日本で売られている果物にはない独特の味です

台東の名産らしいのでもし台東に行く機会があればぜひ買ってみてください

冷房の効いた待合室で昼寝をしたり設置されていたテレビを見たりしているうちに普快3672次の改札が始まりました

次回は折り返しの普快3672次に乗車して枋寮に戻ります



それではさよなら~

「・w・「きしゃー




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