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お山にお宮がたちました

四国八十八箇所お遍路 第四十七番札所 八坂寺

田園のゆるやかな坂の上に、四国八十八ヶ所の第47番札所 熊野山妙見院 八坂寺があります。

いやさか不動です。


毎年4月29日に全国より修験者を集め、柴燈大護摩供火生三昧火渡り修行を行っているようです。

こんな感じみたいです。
写真Wikipediaより



修験道の開祖・役行者小角が開基と伝えられるから、1,300年の歴史を有する古い寺である。寺は山の中腹にあり、飛鳥時代の大宝元年、文武天皇(在位697〜707)の勅願により伊予の国司、越智玉興公が堂塔を建立した。このとき、8ヶ所の坂道を切り開いて創建したことから寺名とし、また、ますます栄える「いやさか(八坂)」にも由来する。
紹介HPより。


小川を渡る橋を兼ねた山門をくぐります。
猫ちゃんのお出迎えです。よく来たなぁと振り返ります。住職さんがチャボと呼んでました。


天井画が天国みたいですね。
天井には22の菩薩と阿弥陀如来が描かれています。



チャボちゃんが威風堂々としていました。
座って顔を見ながら、君は虎のような風格だねぇと言ってあげました。笑


山門をくぐると右に手水場と庫裏・納経所が、左に宝篋印塔が、その先に鐘楼があります。




ご本尊 阿弥陀如来
本尊真言 おん あみりた ていぜい からうん
ご詠歌 花を見て歌詠む人は八坂寺 三仏(さんぶつ)じょうの縁(えん)とこそきけ

こちらが本堂です。


お線香をいつも供えるのですが、身体健全のお線香を買ってお供えしました。
皆んな元気になあれ。

本堂の裏に地下室があり沢山の仏像がありました。


本堂と大師堂の間。「極楽の途」「地獄の途」があり、極楽には美しい浄土が、地獄には餓鬼道、畜生道、修羅道などが描かれています。

極楽浄土の通行手形です。

十善戒とは

不殺生(ふせっしょう)むやみに生き物を傷つけない
不偸盗(ふちゅうとう)ものを盗まない
不邪婬(ふじゃいん)男女の道を乱さない
不妄語(ふもうご)うそをつかない
不綺語(ふきご)無意味なおしゃべりをしない
不悪口(ふあっく)乱暴なことばを使わない
不両舌(ふりょうぜつ)筋の通らないことを言わない
不慳貪(ふけんどん)欲深いことをしない
不瞋恚(ふしんに)耐え忍んで怒らない
不邪見(ふじゃけん)まちがった考え方をしない

本堂、大師堂で十善戒を毎回唱えます。
日々の生活にも大切だと思います。
何度も何度も唱える事により身体に染み込ませます。

まず地獄への道です。


こんなところ行きたくないです。
生きてる間十善戒です。




極楽への道です。
寿命まで生きてこちらに辿り着きたいと思います。
だから、生きてる間十善戒です。


美しいです。花や緑、水辺に天女、神様に仏様。


この閻魔堂は本堂、大師堂の間にあります。


こちらが大師堂です。

納経所は行く途中、帽子を被った可愛いお地蔵さんが見送ってくれました。
ほっこり癒されます。

納経所前にはメダカが泳いでいました。


猫のチャボちゃんが帰りも見送ってくれました。
ご苦労だったにゃん。。。十善戒忘れないようになぁ。。。
と言ってくれたかな。笑
バイバイ、チャボちゃん。
ありがとうございました。



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