第49番札所の浄土寺は愛媛県松山市にある真言宗豊山派の寺院であり、山号は西林山、院号は三蔵院であります。
山門をくぐるとすぐ仏足石があります。
こちらもお詣りさせていただきました。
本堂です。
御本尊 釈迦如来
本尊真言 のうまくさんまんだ ぼだなん ばく
御詠歌 十悪(じゅうあく)のわが身を棄てずそのままに 浄土の寺へまいりこそすれ
浄土寺は空也上人(903〜72)の姿がいまに残る寺である。
腰のまがったやせた身に、鹿の皮をまとい、ツエをつき鉦をたたきながら行脚し、「南無阿弥陀仏」を唱えるひと言ひと言が小さな仏となって口からでる姿が浮かぶ。
道路を補修し、橋を架け、井戸を掘っては民衆を救い、また広野に棄てられた死体を火葬にし、阿弥陀仏を唱えて供養した遊行僧、念仏聖である。
紹介HPより。
空也上人の事を知らなかったのですが、生涯をかけて人々を救った方なのですね。
こちらにある空也像は、重要文化財として国が指定している空也彫像のうちのひとつであり、鎌倉時代の作と云われています。
本堂と大師堂の間にお大師様がいらっしゃいます。
本堂厨子には、室町時代~江戸時代にかけての落書きがあり、貴重な歴史資料が残っているそうですが一般公開はないようです。。
紹介HPより
大師堂です。
納経所に向かう途中に七福神様が並んでいました。
森白象の石碑があります。
「お遍路や杖を大師とたのみつゝ」
とかかれてあります。
これは四脚門の手前右にあります。
本堂向かって左側の「阿弥陀堂」「愛染堂」の裏側に進んでいくと、49番奥の院「牛之峰地蔵堂」があるようです。
階段が整備されていて、5分も歩けばたどり着くらしいです。
知らなくてお詣りできませんでした。
八十八体の仏像も並び「八十八ヶ所参り」もできるようになっているようです。
もし次の機会があれば是非行きたいなと思いました。