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信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

研修終了

2008年11月16日 14時58分11秒 | Weblog
   14日から15日の2日間、東京へ出かけ研修を受けた。
1日目はお昼の12時半から夕方7時までの講義で、2日目は8時半~夕方6時までであり、結構座りづめであるのできついと感じる。

14日の朝いつも通り起きて、犬の散歩を長めにサービスし、預けることを気取られないよう、色々上京の準備をした。
段々慣れてきた面もあり、動物看護師さんに預けさようならと置いて来る時は騒いだが、電車に乗り遅れては危険なので一目散に最寄の富士見駅まで行き、あずさに乗った。
時間はたっぷり有るようで無く、メトロに乗り換え、お昼ご飯も食べられず乃木坂の講演会場に到着する。
全国から200人近い医師、保健師、管理栄養士が詰め掛けており、満席の会場で残りの席を見つけ私は、やっと安堵した。

それから研修はそれぞれのジャンル別に2単位ずつ、延々長いわ、長いわ、普段
動き通しの日常なので椅子に座り通しでスライドを見ながらの半日は疲れた…。

翌日も8時半から講義とロールプレイを交えての午前午後、今年から始まった特定健診制度の保健指導のあの手この手のスキルをマスターしつつ眠気も吹っ飛び、終了した。
保険組合に属している40歳から64歳までの被保険者はいずれこの制度により、メタボ健診を受け、その結果により階層化され、情報提供、動機付け、積極的、の3段階に分けられ指導される。
糖尿病などは5年後を目標に25%改善させるなどとあり、とある大企業はその目標を達成しないと逆にペナルテイ金額を20億想定しているそうだ。

指導する側はそのために、健診結果により、知識の普及をして運動、食事、などのにより生活改善させるが、これまでの長年の指導が効果なく、食べ過ぎ、飲みすぎ、運動不足の積み上げでここまで国民全体がメタボリック症候群に陥り生活習慣病に向かって驀進中をいかに改善していくか…見当もつかないが、まずは指導する側の知識を底上げせねばならない。
厚労省も良くぞこのテキストを作りあげたわ、3センチ近くの厚さのテキストを2日でマスターし資格を申請せねばならぬ。
むむむむぅ。
東京は、信州から比べれば寒いといっても、会場では汗をかくくらい暖かい。
青山の姪の家に1泊させてもらったが、原村ではストーブのお湯が勿体なく、0度近い夜のため湯たんぽを使っていたのに、青山のマンションは布団の中から足を出して寝たいくらい暖かかった。姪のもてなしも温かかった。
この際自分もメタボにならないようアルコールも回避した。
食事指導、運動指導、禁煙指導、アルコール指導、歯の健康、面接技術、コーチング、がん、糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞、あらゆる生活習慣病、などフルスピードで講義を受け、へとへとになり、新宿へ到着した.


心は重く、手荷物になった研修資料は投げ捨てたいくらい重く、しかし4万5000円の受講料は取り返せねばならないので明日から地道に根気良く、仕事の傍ら勉強を続けなくてはならない。
架線工事とか言い、面倒くさいが重い荷物に振り回されながら乗り換え、
新宿発から中野発になったあずさに乗り、富士見駅に着いたときは夜10時近かった。
降り立った時に空気は冷たく、爽やかな森の木々の香りがして、空には満月に近い月が出ていた。
やれやれこれで、数ヶ月前から構えていた、研修は終わったので、気分のいい満足感で真っ暗の原村の道路を運転し自宅に戻った。

明日引き取りに行くが、動物病院へ預けた犬達は多分1匹のほうは声が出なくなっているであろう。