今朝は天気予報で前日より10度気温が下がると聞いたが、庭に出るとまさしく、その通りという寒さになっていた。
ふと洗濯物を干す時にもみじの木を仰ぎ見ると、あらぁいつの間にかこんなに赤く紅葉していたの?と内心驚いた。
昨年引越してきた春に大家さんが植木屋さんに頼んで思いっきり枝を落としたので碌に葉っぱもついていなかった。
今年は見事に紅葉し、この数日で真っ赤な色に変わっていたのであろう。
朝早く、夕方は暗くなってから帰ってくるので気付かなかった。
お昼近く、車の初年度の車検に出かけた。
茅野に行く途中、長命寺というもみじの名所があり、この期間夜はライトアップし、ライブを行い客寄せをする。
傍を通ると、駐車場は車で一杯になっていたが流石にもみじの木はきれいで、これほど赤く見事な景色になれば見物客は遠くからでもやって来るはずだと思いながら通り過ぎた。
遠くも近くも、目に入る景色は赤や黄色の木々で秋真っ只中、来週になるともっと色は濃くなっていくであろう。
車で走っていると、観光気分になるがこの気持ちは住み着いていると段々失われていくのかしらなどとも思う。
脇道にそれて走ると、次々と初めて見る景色に里山の美しさ、懐かしい原風景に、
感動するばかりだ。
車検が済んでその帰りは通り道の、望岳の湯に立ち寄り温泉に入る。
観光客の通るルートから外れるので日中は空いており、八ヶ岳を正面に見ながら温泉に浸かる。この地域は温泉が5.6箇所もあり、より取り見取りだが曜日や時間帯により、観光客で一杯になるため意外と年間を通じると10数回しか入らないことにもなる。