すっかり現地民

ツールドサラワックという幻のレースを走り抜いた我々6人のライダーと3人のスタッフ。
もはや走り抜いたという表現すら怪しい。
いや怪しいというより間違いと言ったらいいのか。
暑いマレーシア蜃気楼と共にはかなく消えてしまったかのようなツールドサラワック。
どこいっちゃったのレース。
って感じでしたが。
明日帰国です。

今や1ミリも動けなかった。
という伝説のギャグでお馴染みのミリという街からクチンという街に移動してきて早4日。
すっかりマイトレーニングコースもできかなり快適なかつ厳しいトレーニングが出来た4日間。
着いた日にコースを発見して。そこを結構いいペースで走る。それがヤバいくらいのアップダウン。まず日本じゃあまり見ないような。
一昨日はそのヤバいくらいのアップダウンコース。
マジで出しつくすくらいのもはやチームTTみたいに140キロをアベ36キロくらいで走りきり。
昨日は標高800メートルを8キロで登るかつその8キロの間に2回100メートル合計標高200メートル下る。
つまりはかなりの激坂。
この辺じゃ泣く子も黙るその名もボルネオハイランドという激坂に地元チームの選手達と行ってきました。
はっきりいってマジ激ってた。
日本だと富士山くらい？
登ってそのチームのボスと呼ばれる人物からご飯をご馳走になる。

ほんとにチームの選手達がその人を呼ぶときに。はいボス！って言う。
記念撮影。

ボス色々とありがとうございます。
自分ら4人もどさくさに紛れてボスと呼んでた。
ボス！Thank Youみたいな。
んで今日は地元の人が急遽開催してくれたプチレースみたいなやつに出て。
同じくレースがなくなってクチンに滞在してたフィリピンのSeven-Eleven vs aisan のvsレースしてきて。
追い込めた。

ゴール。
状態はいいことを確認出来た気がする。

普段の生活といえば。
こっちの屋台村みたいなところに毎日通い。
地元の人達と同じものを食べる。
そしてうまい。
そして安い。
高くても200円くらい。
昨日今日と行ったカレー屋はカレーを少しとナン1枚で何と30円くらい。
ヤバい。安い。
屋台村的な所の様子。


色々とあったけど。
レースはなかったけど。
とりあえずめちゃくちゃいい練習は出来た。
次はツアーオブタイランド。
噂によるとオールフラット。暑い。
らしい。

ありがとう。

パニックからの

今さらながらにバイキング小峠並の。
なんて日だっ！
を連発した今日。
ワンモア。
なんて日だっ！

昨日の時点では今日のお昼から6時間くらいの移動が待ってるはずだったけど。
これほんとに移動できるかなーとか言ってて。
時間になって鞄を持ってロビーに行くと他のチームのスタッフが。
笑いながらキャンセルーと言ってて。
その後ろから監督の別府さんが出てきて。
部屋に戻ってて。
ということで。
正式にレースはキャンセルになりました。
なんて日だっ！
アジアツアーを回りだしたのは18歳の時だから約10年で初めての出来事でした。
これは10年に1度の出来事だと。
スーパーレアな体験だ。
10年後に注意だ。若者達。
キャンセルだかキャラメルだかよくわかんねーけど。
キャンセルには注意だ。若者達。

まーこうなってしまったら切り替えるしかないし。
もうとっくに切り替えてるんだけど。
このマレーシアに来た意味を少しでも取り返せるようにしっかり練習しよう。
てね。
なんて日だっ！


これは今日行った日本食レストラン。
結構美味しかった。
やるなおいっ！


穴が空いた新鮮やさい。
日本語。
このスーパー。
スーパーマーケットじゃなくてハイパーマーケットって書いてあった。

改めて普通にレースを走れる。
これをありがたく思って。
オーガナイザーの方々のちゃんとした準備があってからこそのレースで。
きちんとレースを運営している方々はすげーな。

全く関係ない話になるけど。
ぶっ飛んでるやつは面白いって。
思う。

ありがとう。