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conscience

my diary

昭和98年、秋の風景

2023年10月08日 | 日記
 川に係留している小型船舶が転覆しそうになっている。もう、何か月も放置状態になっていて、この川には、その他にも沈んでしまってそのままになっている他の船も何隻かありそうだ。船の所有者と河川管理者の責任感の無さには呆れて物が言えない。今年は昭和98年であると言うが、昭和の派手やかで活気に満ちていた時代は既に過ぎ去りつつあり、令和の世の中から先の時代になるにつれ、このような風景ばかりになるのだろうか。そういえば、札幌五輪の誘致活動は一旦取りやめになったそうだ。道路や橋、新幹線や巨大なビル群、オリンピックの誘致と、電通などの元幹部が介在した汚職事件、後に残ったのは巨大な施設とその運営管理費の赤字、大阪万博も、果たして予定通りに開催出来るかと危ぶまれる状態にある。昭和の時代に開かれたオリンピックや万博は、文字通り夢の祭典であったが、令和の時代の祭典は、失敗と汚職のオンパレードだったのだろうか。オリンピックに協賛した企業が、派手な宣伝カーを全国に派遣して、それを見たのが、つい最近のような気がする。私は、それを見て、心の中で、派手な「チンドンカー」だなあと馬鹿にしていた。後で、五輪に絡む汚職事件が判明して、その時に感じた違和感が正しかったと頷いたものだった。
 そう考えれば、ジャニーズ事務所の問題も、大いに昭和の感じがする。アイドルに憧れる少年達を合宿所に集め、毎夜のように性を弄んだ、醜悪で、ある面では魅力的な一人の老人。それに対して、オーム真理教や統一教会の信者さながら、ジャニタレや、そのファン達は、未だに、その空気感から抜け出ようとしていない。事務所は、記者会見をする度に、まだ何かを隠蔽しようとしている様子がありありと透けて見える。余りにも内向きであった為に、世間の常識に追い付いていない。テレビ局などのマスコミも、漸く、一部の局では、自らの忖度体質を認めつつあるが、未だに、「確かに、報道も、営業・編成に左右されてきたが、それの何が悪いのか。」と開き直る声すらある。マスメディアと名乗る資格が問われているのに、それすら理解出来ない輩がいるのだろう。そういう輩は、昭和の意識のまま、限りなく縮小化し、没落していく日本であっても良いのだろう。これは一芸能事務所の問題だけではなく、政治や企業の問題でもあり、日本社会全体の問題でもある。例えば、我が国は、小さな病院が多いものの医師不足であると言う。医師会という狭い村グループの利権を守る為に、国や医師会は、今まで医者になる人の数を制限をしてきて、ここにきて、医者不足で高齢者や出産とかにも対応出来なくなる可能性があると言う。「何なんだ、その無責任さは、」と言いたい。こうなったら、医師免許所持者を増加させ、他の国とも医者のライセンスの相互認証をして、国際的に活動する医師をどんどん増やすべきではなかろうか。
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温度差アレルギー

2023年10月07日 | 日記
 急に秋の気温となり朝夕は寒く感じることが多くなってきた。今朝は薄いナイロンのジャンバーを着て自転車で散歩に出かけ、しらさぎ大橋上からは徒歩で散歩したが、温度差アレルギーなのか咳きこんで困ってしまった。丁度、「警視庁心理捜査官」(黒崎視音著)という小説を読んでいて、喘息発作を起こした女性が殺されるというシーンがあったりしたので気になってしまった。朝食後にアレジオンでも飲んでおこう。散歩途中の橋の上で、トンビかどうか知らないが、鳥が大きな翼を広げて舞っていた。
 昨日は、妻を誘って「BAD LANDS」という映画を見に行ったが、あまり下調べせずに行ったので、役者のセリフが聞きとれにくかったし、何となくは相関図は分かったものの、あまり良くなかった気がした。主人公が児童虐待を受けたり性奴隷のようにされていたりしているところは、今話題のジャニー喜多川の行為を連想してしまった。PG12の指定がされていたが、青少年には見て欲しくない類の映画だと思った。
 増税メガネが、人気取りの為か、今度は減税を言い出そうとしているらしい。そんな小手先の対策よりも、物価高をどうにかして欲しい。




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ジャニーズ問題は、我が国の真の人権尊重社会への突破口ではなかろうか。

2023年10月05日 | 日記
 昔、封建時代であれば、大名や武士などの権力を持つ者が、庶民を支配し、性的なものも権力者などに蹂躙されることも普通に行われてきた。第二次世界大戦後にあっても、戦争未亡人が生活のためにやむなく売春婦となったりしてきたし、最近では、若い女性が出会い系サイトなどを利用して金の為に自分の性を売りものにしたりしている。その中には、生活の為にやむを得ずという者もいるかもわからないが、自分の欲望を満たす為という者もいるかもしれない。芸能界にあっては、枕営業という言葉に代表されるように、ドラマや歌番組などに出演する見返りとして自らの性を提供するような例もあるとされている。ジャニーズ問題の深刻な点は、アイドル志望の若い男性を合宿所などに集め、喜多川氏は、自らの性欲を満たす為にアイドル志望者の青い性を蹂躙し、志望者の中には、それが通過儀礼であるかのように思い、耐え忍んでいた者もいるし、逃げ出した者もいる。喜多川氏の姉のメリー氏は、弟の性癖を知りながら隠蔽し、スタッフの中にもそれに加担した者もいるとされている。このことは、北公次氏の暴露本の出版やジャニーズ側が文春相手に起こした民事裁判の中でも明らかになっていたが、当時のマスコミは、ほとんど記事にすることが無かった。それは、既に、当時のジャニーズ事務所の芸能界における地位が、タレントの番組出演や雑誌の表紙などによりテレビ局や雑誌社を系列会社を持つ新聞社等には無視出来なくっていたことにもよるし、芸能ネタとして低い評価しか与えなかったことにもよると考えられている。被害者の中には、警察にも相談したが相手にしてもらえなかったという人もいるとも言われている。それほど、当時の社会全体における人権意識は薄く、それが、児童虐待や強制わいせつに当たる犯罪であるという意識が薄かったのかもしれない。
 男性からされた性行為ということが恥ずかしくて、被害少年達は親にも言えずに心理的な傷を負ったまま数十年を経てしまった可能性がある。それが、どれだけの苦しみだったか、彼ら自身の人格すら歪めてしまったことだったか、ジャニーズファンを自称する女性達に理解出来るだろうか。
 この種の社会構造の闇を抱えた我が国の社会は、BBCという黒船によって、一挙に大騒ぎとなっている。芸能事務所の闇、テレビ局側の忖度体質、同性間の性被害を訴えにくい日本社会の在り方など問題が炙り出されつつある。
 ジャニーズ事務所は、社名の変更、新エージェント会社の設立とタレント・社員の新会社への移行等を発表したが、果たして、この問題を契機として、我が国の社会構造に新たな変革が生まれることになるのだろうか。捉えようによっては、芸能界だけの問題ではなく、我が国社会全体に関わる問題でもあろう。しかし、先日の会見でも、質問者としては指名しない記者リストのようなものが作られていたとも言うし、井ノ原氏の、幾ら手をあげても指名されなくて騒ぎ出した記者に対して宥めた言葉が、トーン・ポリシング(論点のすり替え)手法ではないかとも批判されている。業界にしても、一部のファンにしても、お花畑商法で安泰であったものを、根本的な改革などしてくれなくても良いという保守的な考え方を持つ層が根強くいるだろう。しかし、ジャニーズ商法が我が国の芸能界を覆っていたおかげで、我が国のボーイズグループの世界進出は阻害されてきたのも事実だし、紅白の視聴率が年々下がっている原因の一つにNHKのジャニーズ頼みの安易な演出もあっただろう。
 幕末に黒船が来て、維新が行われなかったとしたら、我が国はどうなっていただろうか。今回のジャニーズ問題は、芸能界における改革の機会でもあるし、我が国の、まだまだ遅れている本当の意味での人権意識の改革の機会でもある。改革には痛みも伴うが、国際国家であり続けるのであれば、一人ひとりの国民が、自由にそれぞれの幸福を追求できる社会であって欲しい。だが、我が国には、まだまだ、触れてはいけないような闇があるのではなかろうか。
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古稀の歳の同窓会案内

2023年10月03日 | 日記
 小・中学校(小さな町であったので、小中学校二クラスしかなく同級生はほぼ同じ)の同窓会の案内が来た。十年ぶりくらいかもわからない。しかし、私は内向的な性格で学校生活にもなじめず孤立していたと思うので、そもそも同窓会に出席して人と話をすることにストレスを感じるし、退職してからは逼塞に近い状態にあるしするので共通の話題が見つかるとも思えない。また、会場も公共交通の不便な場所でもあって、そこに行く手段もタクシーなどを利用する以外に無いかと思ったので、早速欠席の返事を出した。同級生といっても、過去に、偶然顔を合わせるような機会があっても、双方が判らないくらいお互いに老けている。そんなときは、懐かしいようでもあり、心の古傷が痛むようでもある。
 心の傷が痛むといえば、ジャニーズ事務所の会見で代読されたジュリー景子氏の手紙を見ると、相続した財産を全て被害者への補償等に充てて、ジャニーズ事務所を廃業する決意のようである。ジュリー氏についても、ジャニーの性加害を黙認してきたとして責任を問う声もあるが、この手紙を信ずるとすれば、ジュリー氏も被害者の一人であるとも思われる。ジャニーズ事務所の財産がどれほどあり、被害者補償と相続税を支払って幾ら残るのかは知らないが、例え幾分かの財産が残るにしても、ジャニー一族であるという世界的な汚名は一生ついて回ることとなる。その意味では、彼女こそ、最大の被害者であったのかも知れない。岡田准一が、早速、事務所を退所するとの意思を表明した。彼のように名前と実績のあるタレントであれば独立しても充分やっていけるだろうが、ジャニーズの一員であるとして下駄を履かせてもらっていたようなタレントには厳しい状況が待っていることだろう。異性関係でトラブルを起こしても揉み消してくれるような事務所はもう無くなるし、実力のみで生き残れるタレントが果たして何人いるのだろうか。キムタクですら危ういかもしれない。新事務所にしても、今までのファン頼みという面が大きいだろう。
 
 何か、世の中が、今まで、「なあなあ」で済ませていたようなものや、綺麗ごとで包み隠していたようなことが、危機感を伴って現実的なものとして直面させられつつあるような気がする。人口減少による運送業や建設業の問題、公共インフラの老朽化、増え続ける空き家問題、親族間の深刻な争いの増加など数えればキリがない。岸田内閣は、衆参両院の圧倒的な議員数を背景にして、安倍内閣などの時に避けて来たような課題を、官僚達からすると合理的な観点から、次々と法案を通過させて実施して行こうとしているように見える。野党が圧倒的に弱いせいもあり、マスコミも政府・与党に忖度して問題視しないこともあって、本当は国民生活に直結するような問題が、いとも簡単に決まっているようでもある。買い物に行っても、昔からすると高い物価が当たり前のような気すらしている。老後2000万円問題というのが少し前にあったが、今や、2000万円くらいで余裕のある老後が送れると考えている人が何人いるのだろうか。本当は、余裕がある老後の暮らしには、その数倍はいるだろう。大企業は儲けても、国民は確実に貧乏になっている。百年安心と言っていた年金制度も安心出来ない。
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ひきこもりを題材にしたドラマを見て

2023年10月02日 | 日記
 「何曜日に生まれたの」というドラマを、主役の飯豊まりえに惹かれて見ていたが、何とも複雑な心境になった。高校時代のバイク事故でサッカー部のエースを怪我させたのが原因で引きこっていた主人公の女性が、漫画のモデルになることで少しずつ引きこもりから脱するという話だが、こもり人の現実はそんなに簡単なものではなかろうと自分の経験に即して思った。昨日も書いたが、自我の形成期に自我を十分に発達出来ず、現実や社会へ十分に適応出来なかったことが、ある意味でこもり人になる原因であることも多いと思う。その現実を自ら理解し、自らの自我形成をし直すという作業は、かなり困難でもあるし、そもそも、こもり人となって社会から離脱した段階で、社会からは相手にされないだろう。

 例えば、ジャニー喜多川の行った児童虐待・性加害問題の深刻さは、青年前期の少年達に対する身体的加害行為を通じて、被害者の心を傷つけ、健全な自我の形成を阻害し歪めたことにある。それを、ある意味、事務所ぐるみで行っていたとすれば、そんな事務所自体に、人々に夢と元気を与えるべき芸能事務所としての存在意義があるかということでもある。ジャニオタの中には、事務所の問題であったとしても、タレントに罪は無いという論理を持っている人もいるが、アイドルを志望し、夢と希望を持って所属した事務所でそのような仕打ちに遭い、事務所スタッフだけではなく、同期の者も見て見ぬふりをしていたとすれば、いじめを目撃しても無視しているような学校職員や同級生と同じだし、例え、加害者が死亡していたとしても、その構造自体が続いているとすれば、そんな事務所に存在意義があるのだろうか。その意味では、ジャニー氏が死亡した後入所したタレントやジュニアなどには気の毒だが、他の事務所に移る等で対応してもらう以外には無いだろうし、本当のファンというならば、そうすることを促してあげて欲しい。タレント自身についても、被害を受けて辞めていった同僚達を思うと、その決着をつけない限り、本当の意味で芸能人として成功する意味があるんだろうかと自問してもらいたい。NHKを始めとしたテレビ局についても、視聴率稼ぎの為にジャニーズタレントを利用し、性加害の噂を無視し、それどころか、ジャニーズ事務所からの圧力に負けて癒着していたことを反省してもらいたい。もしかすると、芸能界には、これ以外にも枕営業的なものも横行し、それに目をつぶっている傾向があるとすれば、アイドルに憧れて芸能界を目指す子供を抱えた親は、余程、注意する必要があるだろう。

 ところで、ようやく朝が涼しくなってきて、朝散歩に行って帰ってきてもシャワーを浴びる必要が無くなって来た。やはり10月だなあと思っている。今日は、朝ドラで「ブギウギ」が始まる。本物の笠置シヅコは、松竹歌劇出身であったが、恩師の服部良一と出会い、戦前はジャズを歌い、戦後はブギで一躍有名になり、米国音楽のダイナミックさと元気強さで、国民の意識を変え、復興へと意識付けたような大歌手であったと思う。また、大阪弁を使って庶民に訴えかける力が大きく、それまでの伝統的な歌手の枠を超えていたのではなかろうか。主役の趣里さんも、水谷豊と伊藤蘭さんの子供らしく、過去の作品では役者として良い味を出していたが、浪花のおばちゃんのようでもあり、歌劇団出身の歌って踊れる大スターでもあった笠置シヅコの役をどう演じるかが見物だ。
また、昼の二時からはジャニーズ事務所の二回目の会見が生中継であるようで今日は見物が多いように思う。
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