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conscience

my diary

いしだあゆみさんの逝去の報道を見て

2025年03月17日 | 日記
 いしだあゆみさんが、甲状腺機能低下症で3月11日に76歳で亡くなったとのこと。改めて年齢を知ると、私より5歳年上であったかと思ったが、ブルーライトヨコハマのヒットで歌手として世の中に知られた時代には、だいぶ大人の女性のような気がしたものだった。その後、ショーケンと結婚したことは知っていたが、ドラマなどでも俳優として多くの作品に出ていた。このニュースを見てからネットで往年の歌唱シーンを探して聞いているが、ブルーライトヨコハマで紅白に出演していたのは25歳くらいだったとのことで、その当時の女性は、今の女性と違って大人びていたものだと改めて感じた。

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もしかすると、トランプは偉大な大統領であるかも?

2025年03月17日 | 日記
 トランプについては、何か胡散臭いポピュリスト、ディールの好きな大富豪、感情的で威迫的な人物のように思っていたが、大統領に再選された後の彼の行動を見ていると、直観に基づいたものか、ある程度計算された上での行動かは判らないものの、アメリカ第一主義に基づくオバマやバイデンという民主党の大統領では取れなかった、或いは取らなかったような思い切った挑戦に出ているのではないかと思うようになった。もちろん、この彼の行動が成功するか、失敗するかは今の段階では判断出来ない。
 そもそもアメリカという国は、第一次世界大戦以後の世界で主導的な立場に立ってきたが、最近では、製造業の海外移転による衰え、貧富の格差の増大、学歴偏重社会の弊害、移民の増加による賃金の低下や白人の低学歴層が職を奪われる恐れがあること、治安の悪化など、多くの問題を抱えるようになった。当分は世界一の軍事大国で、広大な国土を有していることや、金融業、AIなどによる技術革新などで世界一の地位を保てたとしても、世界的な覇権へ挑戦しようとしている修正社会主義で覇権主義国家の中国の台頭は、アメリカの世界における地位を脅かしつつある。トランプは、大胆に、民主党政権では無しえなかった、それらの課題解決に対して挑みつつあるのではないかと考えるようになった。

  1. 伝統的なアメリカ外交への回帰: トランプの外交政策に見られる孤立主義、関税政策、移民制限といった要素は、実はアメリカの過去250年の政治史において、ある意味で伝統的かつ正当な政策であった。
  2. 自由主義(リベラリズム)の限界: 現代社会において主流となっている自由主義、特に個人の自由や自己実現を過度に重視する考え方には、内在的な限界がある。
  3. 能力主義・学歴主義の弊害: アメリカ社会に蔓延する学歴主義が、社会の分断と対立を深刻化させている。高卒者と大卒者の間に見られる格差や、学歴競争がもたらす人間関係への影響など、行き過ぎた学歴偏重社会は様々な問題点を生じている。

 中東での紛争や、ロシア・ウクライナ間の戦争を終結させようとするトランプ大統領の目論見は、ロシアのプーチン大統領の巧みな外交術によって、どのようになるかは現在のところでは判らないものの、プーチンロシアを交渉のテーブルの手前まで引き寄せてきているという点や、どちらかといえば傍観者の立場にあったヨーロッパを団結させて軍事力の強化の方向に舵を切らせたという点では、トランプの目的の一つは達せられたのかもしれない。関税を武器に各国にディールを求めようとすることについても、アメリカへの製造業の回帰などで成果をあげつつある。今後、米国内におけるインフレ圧力が米世論にどう左右するかは不明なものの、トランプの大胆な試みは、到底、我が国の指導者には真似の出来そうにないものであることだけは間違い無いであろう。
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