どこまで行けるか80歳

崖から突き落とし。這い上がれるのか

老人によるニュータウン

2018年06月01日 | 楽しい後期高齢生活のために
 友人はかつてのニュータウンの住人だった。

バブル時代、同じ世代が結婚と同時にタウン入居。

出産、子育てを経てもとの夫婦だけの生活にもる。

そしてパートナーが逝き、健在でも互いに病みはじめる。

友人は妻をなくし、ひとりでのの車椅子生活。

ごきげん伺いデンワをすると、やたらに明るい。

その理由が、こけて立てないと、ケータイでSOSを発しん。

するとただちに2、3人かけつけてくれる。

買物、病院、庭のていれ、飼い犬のさんぽ。

生活に特に不足はなない。無償のたすけあいだそうな。

夜中も夜明けも遠慮は要らない。互いに声をかけ、孤立を防止。

いつ自分が誰に世話になるかわからない。

できるときに人の世話をする、という流れが自然にできているという。

お互い家の事情はわかっている。気心もOK。

供に生きてきた同世代の同じ町内さんであればこそ。

ふるい因縁のつながる重たい田舎の関係とはちがう。自分たち一代の町である。

軽やかに互いをいたわり、たすけあえるという。

それって老人の老人による老人のためのニュータウンの誕生かも。

人は困ればなんとかするもんなんだ。

さてウチの町はどうなんだろうか。
この記事についてブログを書く
« 脳よ奢るな | トップ | おお、離れ業メイク »