どこまで行けるか80歳

崖から突き落とし。這い上がれるのか

介護者へむける医師のまなざし

2017年04月11日 | 病を斜めから見る
私は妹の主治医に不満をいいすぎている。

何故だろう。家族の苦悩を理解し受止めてほしいからだ。

いい医者とは、家族へのやさしいまなざしではないだろうか。

介護は母や妻や、ある家族のだれかに丸投げされている場合が多い。

 介護者は家族からも周囲からも理解されない。

頑張っても、どこからも評価もなくむしろ、甘やかすからとか、もっと頑張れということにさえなる。

そんな家族の孤独を医師が理解してくれさえすれば、介護者は強い味方と感じる。

どうした。だいじょうぶか。しんどいだろうね。よくやってくれている、

というまなざしだけで、介護者は元気になれる。

だが医師までが、疲れています。これ以上むりですという所へ、周囲と同じことを言うのでは介護者はたまらない。

もういい、どうでもいいという投げやりなきもちが、やがていろいろな事件へとつながっていくのではないか。

 介護者を孤独にさせない。そのためにも周囲、とくに医師の介護者へのいたわりは大きいのだが。

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