なかなか梅雨が明けず、いまいちパッとしない天気が続いています。
そんな日でも子供はおかまいなしにプールに行きたいとせがみますが気温30度に満たない日のプールはちょっと寒いので却下。
ならば川遊びにいこうということで檜原村へ。泳げるほどの水深のある川では意味がないので膝下くらいの浅瀬で軽く遊べる所を求めて山奥へ。
着いたのは林道沿いの小川。以前バイクで散策している時に見つけて目星を付けていた場所。ここより上流に家などないのでとても清らかです。
ここで沢ガニや魚を捕まえて遊ぼうと支度を整えているとすでに川で遊ぶ子供達の歓声が聞こえます。私のほうも準備が整って皆のところへ向かおうとしたその時、近くの山の中から「シュゴーシュゴーブヒィー」という騒がしい物音がだんだん近づいてきます。
猪です。どうやら二頭の猪が争っているらしく、林道のすぐそばの獣道を興奮状態で猪突猛進しています。子供達との距離15m。猪が林道に降りてきて私達を見つけたらやばいなどと考えている一瞬のうちに二頭は走り去ってくれたので助かりましたが、とても怖い思いをしました。
自然の中に踏み入らなければ出会えない景色や生き物に触れることは素晴らしい体験ですが、一方で出来れば会いたくない危険な野生動物に遭遇する確率も上がるということを身をもって経験しました。我が家は割と自然の中で遊ぶ機会が多いのでこれからは子供を連れていく所は今まで以上に慎重に検討します。
あー、怖かった。