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サンチョパンサの憂鬱

昼下りのサンチョパンサ(2 )……ハインリッヒの法則の応用編

労働災害の分析でハインリッヒの法則(ヒヤリ・ハットの法則)については何時だったか書いたことがある……。

重大な事故一つが発生する前に29回小さな軽症事故が発生しており、無症のヒヤリとした場面が300回発生しているというものである。

コレは人間関係の継続発展を判断するのにも使えるな?と最近思う様になった。

観念的に考えれば……時を経るほど相互理解は進み、その関係から作られる価値は増大し、関係は質的にも発展する?と思うけれど……現実の人間関係はそうは行かない場合が多い。

普段の会話やミーティングを重ね、この段階までにコレを完成させなきゃね?……とコンセンサスは固まった!と思うのだが……。

だから当然、ソレを構成する数々の『小さな細部』の一つ一つは当然一致した見解を持ち取り組みが行われる筈?……と。

後になって…嫌な思いをしない為には、小さな事を軽んずることなく、いち早くその小さなズレに気付けるか?
そしてどちらかが気付いたズレを早急に修正出来るか?……がポイントになる。

店舗の企画を行った時……上手く運ぶ場合はこの小さな『ん?』というヒヤリ、『アッ』っていうハットに気付いて指摘した場合……阿吽の呼吸でリスクが消せたらそのプロジェクトは間違いなく達成される。

その小さなリスクを消すのにギクシャク戸惑う場合、必ず元々の計画に『無理があった』か?ないし『お互いのレベルとか相性』に問題があった。

初見の相手には気を遣う。少々の落ち度には目を瞑る?なんてしがちだけど……。
しかし、人間性のそもそも論のレベルに達してない相手は、指摘しても同根の次のヒヤリ、ハットを連発するパターンが共通している。

哀しい話だが……そんな相手は『カネの言うことしか聞かない』……仕上がりあってのギャラ。このままじゃ『お引取り願います!』……それが唯一の修正の呪文となる。

ドレだけ気を付けても……ミスは起こる。
出来るだけ相手は凡ミスしない人が良い。
それの見極める為にシンプルな方法がある。
『人の話をよく聞く人』を選ぶことである。

話をよく聞くってのは……会話してる場だけじゃなく、『小さな仕事』にコチラの意向を体現しようとする人である。
『話をよく聞きこちらの意向を汲み上げる力』があるからこそ……小さな事に留意出来るのである。

逆にヒヤリハット連発の人は単なるパフォーマンス屋、『会話での調子だけはとても良い』場合が多い事も注意点である。

少し落ち着いて……自分との会話によって相手に『自分の意向』がドレだけ伝わっているか?確かめてみると面白いと思う…。
言わば『真意の伝導率?』である。

検証当初は自分が思っているモノより格段に低い!事に愕然とすると思います。

まぁこれくらい、まぁまぁコレくらいと演ってる内に関係もプロジェクトも大崩壊?……そんな運びには必ず『真意の伝導率』が低いという実態が隠れているものなのである……。
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