中国の習近平は超ワガママによって、WHOを良いように操って見事にウヤムヤにしてのけた。
エチオピア出身のWHOのテドロス氏は中国のおカネ無しには母国は行き詰まる故に、アカラサマな便宜を中国に与えた。
世界中の人々の命を左右する職責が『そんな動機』で左右される無法……である。
すると?ワガママならお前なんかにゃ負けねぇぞお!というトランプが再登場。あっという間にWHOからの離脱を決定した。
『中国は人口に見合う運営資金を負担していない!』という見事なロジックで大統領令の署名一つで事を運んでしまった。
WHOの資金負担は一位アメリカ、二位中国、三位日本だけど……WHOの運営資金の半分はアメリカ。文字通り半減したのである。
ロシアの伝統的な価値観?ソレを盾にプーチンはウクライナ侵攻。
アキンドのトランプは戦費の資金負担さえ減らせればOK。プーチンはとても楽になるかもね?
一つのパーツの正義理論で『全部を破壊する』というやり口は……世界の指導者達のネオスタンダードと成りつつある。
地球は冷えている?
もっと石油を燃やせ!なぁ〜んてトランプは息巻いているけれど?
異常気象によるハリケーン被害や、中々鎮火しない山火事とか?……その返礼はキッチリアメリカに届けられている。
この構図のミニチュア版は一つの国の中でも公然化してしまい、その結果として中国では各国の企業が脱出に走り、空洞化が現実となりつつある。
結局ね?
良くも悪くも、もう小さなエリアの事情だけで正義を標榜し、『全体を勘案しないタブーの破壊』は結局、形を変えて厄介な負債として返還されるという図式……。
そこに気付くのは『品なのか?知恵なのか?』
何方にしても刹那的一要素の利得主張は『全体となった時、得なの?損なの?』っていう話なのである。
政治家、官僚の目先の利得確保の為に……国民が疲弊する。疲弊した人間からはカネを取れない。結局彼等が一番欲しいおカネが枯渇しちゃうんじゃね?……。
自分のモラル、思考をエリア限定し刹那の理屈で諦め悪く押し通すその醜悪さ。
ソレは『先の時間の中での自滅』が予感されるからこその醜悪さなのである。
勉学の前に、その下敷きとして『モラルと愛情』を用意することしかない。
技術的思考としての勉学しかない人間は、ソレを使って『欲望の暴走』を開始するだけなのである。
罪深さってね?
散々手間暇掛けさせられてから、目先の立ち回りで小器用にかっさらった浮きガネを根こそぎ回収されるという約束をしているのである。
綺麗事じゃなく、そろそろ『どっちが得か?損か?』皆さんよ〜く考えて見ませんか?