二十代前半の経験だけど、この人はその体験から十五年間モヤモヤとしたまま現在に至っている。
優し過ぎる?……何でそれが悪い理由になるんだろう?……とこの人は真面目に、正しく、真っ直ぐに悩んで来ているのである。
これに対して、記事の相談員は『アホらし!』
、この女は『自分に酔っているだけ』だから一切気にする必要はない!と言い切っていた。
まさにこの相談員の方が仰る通りなんだけど、
どうしてこうも?女性の言葉を……『そのまんま直訳して』、相手の『言葉通りに正しく傷付き』、そこからの『未来に対する勇気を失う』人が増えたんだろう……?
あなたは……『面白味が無くて刺激に乏しくて全くドキドキしない……』その理由で私はあなたと別れたい!
この相手の女のホンネを翻訳すればこんなところだろう……?
それそのまんま伝える事こそが、男を捨てる時の誠意ある言葉であり態度なんだけどなぁ……。
流石に『イイ人になったまんま別れたい!』なる超イケてない動機の女が編み出す安っぽ過ぎるエクスキューズである。
『あなたは私にはイイ人過ぎた?』なぁ〜んて理由?で別れた(捨てられた)男の人も取り上げられていたけれど……。
コレもイケてない女のなれの果て?といった感ありの安っぽいヒロイズム?によるエクスキューズ……。
余りに安っぽく陳腐だなぁ?
だけどこの女も自分に酔い痴れてる。
そしてこの男の人もまた……ギャグみたいなエクスキューズを『真に受けてしまってる』のである。
言葉を翻訳する能力?
ソコに込められているホンネ……『本当の意味の抽出方法』を学ばずに大人になってしまっている?……その何故?を思わずにはいられない。
こんな顛末で一人酔い痴れる女も、それ真に受けて悩み続けられる男も……どうかしちゃってる。
こうして、自分にも他者にも必要な領域に達する迄踏み込めない人間が何故?増えたのか?
政治制度も『手続き・形式民主主義』、中身より兎に角、形式と体裁命と整えて完成とする。
人間関係も体裁が整い、絵面さえ良ければそれでOK!とする。
『物事に意味を求める習慣』って奴を演って来なかった。
何故?の意味を考えてる暇があれば公式、マニュアルを仕入れた方が手っ取り早い。
その方式は育てるのにとても楽。
子供もコンビニエンス的に育った事にして貰えるしね?
そんなん横着してたら、物事の意味を考えるなぁ〜んて簡単な話じゃなく……全く斬新な『方法論とその意味を創り出さなきゃならない必要』とされる時代が始まっちゃった。
英語と同様……習わなきゃ翻訳できないやね。
キチンと仕込まなきゃマトモに喋れないわな?
『意味を考えながら学ぶ』ことを横着しながら
ここまで来た。
『この横着代』ってメチヤクチャ高く付いたんじゃないか?
人間関係で最も基本の男と女の関係・コミュニケーションの回路が致命的に繋がらない。
ドサ回りの一座の安い美学レベルのストーリーを描いて自分に酔い痴れるおバカな女……その廉価な言葉を何やら有り難い指摘かの様に誤訳し続ける『役に立たない真面目がウリ』の男。
直感を使え!と何かに付けて書いてきた。
『優し過ぎる』とか?『イイ人過ぎる』とか?
そこまで鳥肌モノのイケてない女のセリフを聞いても違和感一つ感じるどころか?真面目に悩める男も『どうかしてるぜ?』である。
他者目線管理で強い同調圧力に晒された育ち方……もしかしたら直感を得る為の感性を致命的に破壊してしまったのかも知れないな?……と。
記事を読みながら……どうしてもポジティブな気力を呼び戻せなかったのでした。