サンチョパンサの憂鬱

斜に構えて……

斜に構えて……ニヒリストを気取り、冷めたフリして心ばかりが寂しくなっていく……。
ヘッチャラ演技に目一杯疲弊して、実感は遠のくばかり……。

熱血演技のおバカさんも時折居るけどポーズばかりが空回りしてる。
へなちょこロッカーが叫ぶ『大丈夫!』見たいでそれはそれで、とてもイタイ……。

そんなに?カッコ悪い……?
自分の欲する所を表に出して、不器用に足掻きながら進むってのは……。

無事です!幸せです!って演技の端から寂しい笑いが零れ落ちる……。
人と比べるなと言われても哀しいけれど比べてしまう。それは痛いほどよく分かるけれど……だから虚しい幸せ演技に走るのか?……もう、無事ですポーズにヘトヘトになってない?

だから……自分に嘘をついてちゃ始まらない。
演ること為す事……自分から嘘しか飛び出しやしない。

哀しい自分の第一発見者である事。
寂しい自分の先発救援隊になる事。
虚しい自分の親衛隊長になる事。

自分が何を得るか?よりどう?見えるかが大切な人は多い。
自分が何れだけ嬉しいかより、人より何れだけ惨めに見えないか?に価値があるとでもいうように……哀しいのに泣けない人が自分のウキウキに出逢う事は……ない。

泣くのに努力は要らないけれどウキウキを貰うには足掻かなきゃならないからだ。

不様に倒れて、それでも足掻いてる人間はとても素敵なんである!……と今日も僕は何度かそっと呟いた……。
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