ムクゲ(槿)

2013-07-09 23:21:29 | 日記
ムクゲ、いろいろな色がある。私が最初に出会ったムクゲは、この薄紫のこのムクゲだったような気がする。朝咲き、夕には萎む。そして花ごと落ちる。挿し木にすると、案外、簡単に根がでて増やすことができる。色々な色の種類がある花たちを見ると、私が一番好きなのはどれだろう、と見比べ考える。ムクゲならば、真っ白なものが、私は好き。でも、白に薄いピンクが入る絞りの八重はかわいい。白に芯が赤いのは、艶やか。濃いめの紫の花も素敵。だれもこれも、とてもきれいなのに、それなのに、つい、どれが好き?と自身に答えを求めてしまう。「ナンバーワンでなく、オンリーワン」どこかで聞いた言葉だが、花たちはそれぞれ、心をときめかしてくれる。(私の)子も、いい子に違いない。なのに、口に出るのは「…しなさい」「…してはだめ」たった二つの言葉だけか?イエス or ノー。常に答えを待っているのかも。「生まれてきてくれてありがとう」と確かに(自分の子に初めて出会った時)挨拶したはずなのに。「親は子を選べません」なんて、子に嫌みを言ったりするけど、私のところに、コウノトリがこの子を運んでくれたという、奇跡のような出会いにもっともっと感謝しなくては。

ヘクソカズラ

2013-07-09 00:09:33 | 日記
ムクゲに絡みついたヘクソカズラを見つけた。小さな蕾が開き、白にぱっと赤が見える。へー、やいと(灸)ばなとも、言うのですって。よく、かわいそうな名前の植物として、この「ヘクソカズラ」の名がでる。確かに、「へくそ」と呼ばれ、お気の毒です。この花、名前がなければ、何と名をつけようか?つるなので、「○○かずら」がよろしかろう。後は素敵な名を考えるだけ。そうそう、秋にちいさな茶色の実ができる、これはよろし。しかしです、先日、この植物はやはり、私にとって、「くそ」かずらになってしまった。地面を這っていたこの枯れた蔓に足をとられ、こけそうになった。「この糞(くそ)かずらめ!!」と叫んでいた。こけかけた自分の弱い足が情けなく、ついつい、「くそかずらさん」に八つ当たりしたのでした。どうもどうも、大変失礼いたしました。