くろ谷さん(京都)

2013-06-30 22:26:41 | 日記
平安神宮の北、岡崎神社の横を通っていくと、ここ、くろ谷さん 金戒光明寺がある。紫雲の庭には、半夏生が白く庭にあった。夏至になると白く変わる葉は、確かな季節を知らせてくれる。白の葉は、陽の光にまばゆい。庭の中で、ちょっぴり自己主張しているようで、微笑ましい。浄土宗の寺である。白砂と若いみどりの美しい庭だ。あまり広くないが、ゆっくり過ごせる。徳川家光の妻、お江の供養塔があったり、新島八重の書があったり、さすが京都の寺、歴史の重さを感じさせてくれる。毎年毎年、花は咲き、季節は移ろう。人も今日、出会い、別れる。またどこかで縁あれば再び、共に歩くのだろうか。

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2013-06-30 01:55:56 | 日記
八つ橋作り体験。椅子に座れば、テーブルの上には、お盆に一人前ずつ材料、用具がセットされている。器に入っているのは、八つ橋の皮用の米粉ともち粉。もう一つの器は、砂糖。そして、水。使う用具は、ゴムへら、伸ばし棒、ビニール手袋。その他、小さな蒸し器、八つ橋味つけ用ニッキとココアと食紅、そして、餡(あん) 3種類。粉と水を混ぜさ砂糖を混ぜて、蒸せば……。ふふふ、後は(餅と同じ)丸めて伸ばして、一つずつの分量を団子にして、伸ばして、形を調えれば出来上がり。後は餡を挟むと、餡入り八つ橋の完成。生地に味つけするため、ニッキを練り込んだり、団子を作って、平らにのばす作業が楽しい。簡単に手軽で楽しい。皮の形を整えた時、まぶしたきな粉のついた端切れをつまんで食べたのは、やわらかくおいしい!でも、パックに入れ持って帰った完成品は、道中揺られ、ぺしゃんとパックの片側にへばりついていた。あれれ、ちと悲し。

サフランモドキ(ピンクの花)

2013-06-28 23:24:52 | 日記
サフランモドキ、なんともかわいいピンク色です。ピンク色は少女の恋の色でしょうか。タマスダレの白は、くっきりと空の青と共に涼しさを運ぶ。けれども、サフランモドキの花は、梅雨空の下、その花はピンクの雨傘のよう。パッと明るさを運んでくれる。私のお気に入りの傘は、ピンクの花柄だった。表が濃いめのピンクで、内側に細かな花が並んでいた。これを買ってもらったのは、いつだったのだろう?無地の傘でなく、外と中が違う傘、これをとてもおしゃれな大人の傘のように感じた。中学生になるころ、この折りたたみ傘をかばんに入れて出かけた。雨に降られ、折りたたみ傘を取り出し傘をさすとき、私の背は高くなっていて、雨に降られた残念な思いと、お気に入りの傘をもっている得意気な心で、雨の中を歩いていた。

もうすぐ夏(ひまわり)

2013-06-28 02:38:12 | 日記
昨日は雨、今日は晴れた。昨日の雨に元気をもらい、ひまわりは空に向かう。太陽に少しでも近付きたいかのように。小学生のとき、夏、学校にはひまわりがいっぱい咲いていた。花の好きな教頭先生が、いつも手入れをしていた。ひまわりは大きくて、背伸びしても、花を正面から見ることはできなかった。ひとつの花には、たくさん、種ができる。どのぐらい、ひまわりの花があれば、ハムスターが一年過ごせるのだろう、私は知りたかった。なんとすてきな思いつきだろう。うちのハムスターに、うちでとれた餌をあげるなんて。いいな、教頭先生は。この空に向かい咲いたひまわりを持ち帰り、家のハムスターに食べさせてやることができる。…私の頭は、私の思いでいっぱいになった。いっぱい咲くひまわりに囲まれた夏があった。ひまわりの花は、種となり、それを食べる命を支える。すべての命がつながっていることをまぶしく感じる私がいた。

もうすぐ夏(ひまわり)

2013-06-28 00:24:48 | 日記
昨日は雨、今日は晴れた。昨日の雨に元気をもらい、ひまわりは空に向かう。太陽に少しでも近付きたいかのように。小学生のとき、夏、学校にはひまわりがいっぱい咲いていた。花の好きな教頭先生が、いつも手入れをしていた。ひまわりは大きくて、背伸びしても、花を正面から見ることはできなかった。ひとつの花には、たくさん、種ができる。どのぐらい、ひまわりの花があれば、ハムスターが一年過ごせるのだろう、私は知りたかった。なんとすてきな思いつきだろう。うちのハムスターに、うちでとれた餌をあげるなんて。いいな、教頭先生は。この空に向かい咲いたひまわりを持ち帰り、家のハムスターに食べさせてやることができる。…私の頭は、私の思いでいっぱいになった。いっぱい咲くひまわりに囲まれた夏があった。ひまわりの花は、種となり、それを食べる命を支える。すべての命がつながっていることをまぶしく感じる私がいた。