笹の葉さらさら

2013-07-06 11:15:10 | 日記
小学生の男の子が、大きな笹を得意気に持って歩いていた。学校からの帰り、まだ、笹の葉は緑が濃く感じられる。切り出されたところに、違いない。また、何も飾られていない笹、これから家で飾られるのだろうか?七夕は、一年に一度、織り姫と牽牛(けんぎゅう)が会える日。一年に一度、会うことができるだけ「そんななことはかわいそう」と誰かが言った。ところが、「いいな、一年に一度でも、そんなに会いたい人がいるなんて… 」人を愛することができることは、幸せなのかもしれない。そして、相手からも、そのように大切に想われることは。毎日、一つの家で過ごす。毎日が昨日と変わらず、明日も今日と変わらずに過ぎる。それなりに自分を幸せだと思っている。けれども、一年一度の焦がれる夜を待つ、そういう想いをしる人を羨ましく 思う七夕の夜が来る。