談山神社(嘉吉祭)

2014-10-16 06:30:21 | 日記
談山神社、秋が始まる。10月12日は嘉吉祭。もみじを下見しようと、行ったら、神事執り行われていました。
嘉吉祭とは、秋のご馳走を神にお供えし、実りを感謝することでしょうか。次々とご馳走が神の御前に運ばれます。「幸」という言葉がこころに浮かびます。神饌の最後は、青もみじの枝でした。もみじは、種がたくさんできるので、子孫繁栄でしたっけ?神饌の説明されるとき、言っておられました。もみじもまた、神様への捧げも野なのだと、多武峰のこころを感じます。
どうぞ、今年のもみじ美しく、五穀豊穣、人々平安でありますように。そうそう、寺の門前のあげもちはおいしかったですよ。

コスモス(藤原京跡)

2014-10-14 07:02:14 | 日記
秋、藤原京のコスモスです。コスモスは、やはりピンクがすてき。みどりの木々と山とコスモスだけがある。今年はまだ少し花が少なめ。でも、こころが広がる、いい気持ち。
ここは「野」。遠く広がる地。
風が行く。風は冷たくない、けれども強い。花びらがなびき、秋が渡っていく。
二人連れの若い女性が、写真を撮っている。肌がまぶしい。笑っている顔に髪が揺れる。
こころ、行け、遠くへ。風に乗り、花びらに乗り、地の彼方へ。
私は立つ、野の中に。私も行こう、風と共に。

高野山(26.10.05)

2014-10-08 06:35:47 | 日記
先週、10月5日 日曜日に高野山を歩く。駐車場に車を停める。初めてなので、まずは金剛峯寺からにする。この日曜日の天気は、台風18号が近づいて来たので、くもり。レンタサイクルの貸し出しは、本日はしませんとのこと。
空海は、修行していたとき、自分の目前にあるものが、「空と海」どけだったので、空海と名をつけたと聞いた。なんと、大きな名なのだろう。しかし、その名を想うとき、私には無限である広がりの宙にある小さな存在である人を感じられる。が同時に、今自分が見る風景をいにしえの人も見たと思うなら、人は変われど、時空を超え、人の命は受け継がれて、今私がここにいる。

和歌山 龍神温泉

2014-10-05 03:20:10 | 日記
10月4日、和歌山 龍神温泉は晴れ。
秋の気配がうれしい。秋のはなやぐ赤い色。ミズナラのドングリのみどりの実が、時を待てず、山の道に落ちる。帽子をかぶったドングリは、このまま手元に置ければ、なんてステキなのだろう。でも、拾っても、このきれいなみどりは茶色になってしまう。だから、これは秋の足音、樹からコロン、私の手から土へ再び、コロン。
龍神温泉に入って、美人になれたかな。少し早めの秋の色集めこころも少し、明るく染まる。