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生まれた時に老人でだんだんと若返る一人の男のまさに数奇な運命なお話。それってどうよ?と頭をひねってたけど、観たらその数奇な運命は実は話の中心にない気が。描かれているのは主人公と他の関わる人すべての人生。誰もが身近にある生と死、成長や老い、生き方なのでした。
台詞に生きて行く上のステキなフレーズがさらりと入っていて、愛情やすれ違い、自分の居場所でない所にいる居心地の悪さなど。誰もがどこかで共感できそう。泣いている人も結構いて、その泣きどころにバラつきも。
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また、ケイト・ブランシェットのバレエは若かろうが老けていようがとにかく美しかったし、若いブラピがキレイすぎてクラクラするというオマケも♪
じじぃルックスなのに仕草が子供なベンジャミンというのも、面白かった~。ハゲていて腰が曲がっているのに子供に見えて来るのだから。きっと人の所作やたたずまいというのも年齢を表現する大きなファクター。肌のシミやくすみを気にする今日この頃なのだけど、所作も気にせんといかんなと思ったりね。