どうも、柿喰うチヒロブルースです。
秋ですね。これは気分がいい時に撮った写真です。
という訳で、柿喰う客の中屋敷さんのオーディションを受けてきたの話です。
来年2014年の2月28日~3月2日に、柿喰う客の中屋敷さんを演出にお招きし、新潟演劇祭プロデュース公演を行うということで、それのオーディションです。
一昨年の新潟演劇祭では「流血サーカス」の公演、昨年はWS、今年は「発情ジュリアスシーザー」の公演を行った柿喰う客の中屋敷さん。
そんな中屋敷さんが新潟でオリジナル作品を作ってもらえるなんて、新潟の演劇人の一人としてこんなに嬉しいことはないですねえ。
という訳で、僕もオーディション受けて来ました。
オーディションを受けようと思ったのは、やっぱり昨年、中屋敷さんのWSに出ていたことがすごく大きいです。
中屋敷さん「人間はどうしてみんなでお酒を飲むのでしょう?スポーツをするのでしょう?それはコミュニケーションをするためです。初対面の人と普通に出会ったとしても、すぐにそこまで仲良くなるのは難しいです。でも、そこで一緒にスポーツをしたりカラオケに行ったりすると、コミュニケーションを取ることが出来る。演劇や音楽の芸術も同じ。違う人と同じ感動を共有することで、人間のコミュニケーションを円滑にすることが出来る。芸術はそのために存在します」
そして、中屋敷さんは「人がコミュニケーションを必要とする限り演劇はなくならない」みたいなことを言ってました。
僕はこの言葉にすごく感動して演劇を続けて行こうと思ったし、今でも僕はこの言葉を信じているからオーディションを受けようと思ったと言っても過言ではありません。
オーディションは、11月15、16日に、3回に分けて行われました。
僕は16日(土)の13時からのオーディションに行って来ました。
オーディションは、最初に参加者一人一人に簡単な面接をした後は、全員でワークショップをするという内容でした。
普通にイメージするオーディションとはちょっと違う感じですけど、すごく中屋敷さんらしい気がします。
中屋敷さん「これはオーディションなので合格者を決めなきゃいけないんですが、今はとにかくこのメンバーを大切に。みんなで一つのものを作れることを大切にしましょう!」
ということで、始まったオーディションWS。
最初は全員で協力しあって行うゲームを行い、それから戯曲を読むWSをしました。
実際にやってみたんですが、これがすごく楽しかったです。
演劇の難しさ楽しさなど、大切にしないといけないものがたくさん詰まっていました。
そんな中、中屋敷さんが言った「セリフは、他の人と楽しさを共有できるためのもの」みたいな言葉が印象的でした。
オーディションでさえも楽しんでしまうという、中屋敷さんの演劇愛を強く感じました。
結果は10日後くらいに出るそうです。
どうなることやら…
ところで、この日帰り道に同じオーディションを受けた人とちょっと話したんですが、その人はなんと京都から来ていました。
と言っても出身は新潟らしいんですが、今では京都の劇団「ドキドキぼーいず」の劇団員らしいです!
数ヶ月前にひょんなことから「ドキドキぼーいず」を知っていた俺は、すごくびっくりしました。
なんでも、ドキドキぼーいずは新潟出身の方が作った劇団らしく、シアターent.で公演したこともあるのだとか。
またしても、面白い出会いであった。
そう、オーディションの時点で、すでに交流は始まっているのである!