岸田総理の総裁選に出ない発言後、立候補予定者が乱立し、エンタメ化の様相。
ところでその際立ったハイスペックさで話題となっているのが小林鷹之衆議院議員。
地元は千葉県八千代市とのこと。
千葉県居住者でも八千代市と聞いてピンくる人は少ないだろう。
南房総や外房(太平洋側)は観光地もあり、それなりに有名であるが八千代市に此れといった名所旧跡があるという話は聞かないし有名な施設があるわけではない。
内陸部にありがちな一後発地域ということに落ち着いてしまう。東京23区で言えば練馬区相当か。
東京からの絶対的距離はそんなに遠くはないがブランド力は高くなく、土地価格も相対的に安く成功者が住む町というわけではない。
よく言えば健全な庶民が住む町ということになる。教育熱心な親がそこに一戸建ての家を建て堅実な家庭を営もうとするにはわるくない。
小林氏はそこから開成、東大に進み(通学できる距離)、ピアニストのカテイ―ンさんは同じく開成、東大理一に進み今日に及んでいる。
今回のパリ五輪で金メダル第1号を獲った女子柔道家、17歳でクライミングメダリストになった県立高校生もいる。
富裕層が住むことは考えられない地味な内陸地域に有力若手政治家、世界的なスポーツ選手、ピアニストが輩出したということになる。
過去、遺産に頼らず今を生きるとは痛快なこと。個人でも自治体・地域でも。
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