３０日の東京外国為替市場の円相場は反落して始まり、１ドル＝７６円台後半での値動きが続いている。午後１時時点は、前日午後５時時点より２６銭円安ドル高の１ドル＝７６円９０～９１銭。
前日のニューヨーク市場では、米個人消費関連の経済指標が市場予想を上回ったことなどで景気の後退懸念がいったん和らぎ、ドルを買って円を売る動きが出た。その流れを東京市場も引き継いだ。
米国株も大幅上昇しており、「投資家らがリスクをとる姿勢も見られ、安全資産とされる円も売られやすい展開がみられる」（大手銀行為替担当者）という。
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