【ローマ=柳沢亨之】伊下院(定数630)は9月29日、ベルルスコーニ首相の内閣に対する信任案を賛成342票で可決した。首相は、与党分裂で高まっていた政権崩壊の危機をひとまず回避した。
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首相が率いる与党会派「自由の人民」は8月、フィーニ下院議長派35人が離脱し、新会派を結成したことで下院の過半数を割り込んだが、信任案の採決ではフィーニ派の大半が賛成に回った。ただ、フィーニ氏は29日、新党結成の方針を初めて示し、伊メディアでは「来春までの解散総選挙は必至」との見方が強まっている。
(2010年9月30日21時15分
読売新聞)
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