中央アフリカの国、ルワンダで昨年11月、自転車レース「ツアー・オブ・ルワンダ」が開催された。
初開催は1989年だが、国際自転車競技連合(UCI)公認の国際レースとしては4回目。
首都キガリでの個人タイムトライアルを皮切りに、8日間・全9ステージ、総走行距離894.8キロの本格的なステージレースとして開催された。
「ルワンダ」と聞いて、どのようなイメージが浮かぶだろうか。
多くは94年に起こったジェノサイド(民族大量虐殺)の暗い印象を思い起こすのではないだろうか。
ジェノサイドはルワンダに暮らす2つの民族の対立から起こった。
長身で鼻が高く肌の色が薄いとされる牧畜民族のツチ系住民と、短身で鼻が低く肌の色が濃いとされる農耕民族のフツ系住民。
さまざまな歴史的背景をもつルワンダ紛争の末に、多数派のフツ系住民が少数派のツチ系住民らを虐殺。
死者数は、約100日間で80万~100万人とも言われている。
その後、隣国ウガンダに逃れたツチ系難民が組織した「ルワンダ愛国戦線」がルワンダ全土を制圧。
そのリーダーだったポール・カガメ氏が大統領となり、「ツチ」や「フツ」といった民族の境界をなくし、すべての人が「ルワンダ国民」として、過去の過ちを深く反省しながら幸せ溢れる国づくりを目指した。
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