総合2位でゴールする駒大のアンカー黒川(3日)=菊政哲也撮影
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首位の青学大から7分25秒差の4位スタート。
逆転優勝は厳しかったが、5区でフラフラになりながら、懸命にたすきをつないだ馬場翔大(3年)の気持ちを背負った駒大の選手たちは「攻めのレースをしよう」と巻き返しを誓った。
6区の西沢(4年)が「馬場のためにも挽回したい」と、区間3位の力走で3位に浮上。
7区の西山(2年)も区間2位で2位へ押し上げた。
いずれも果敢な走りだったが、それ以上の記録をマークした青学大に引き離され、勢いの差を見せつけられた。
6大会連続で3位以内。
毎年、優勝争いの中心と見られながら、勝負所のミスが目立つ。
今大会も2区のエース村山謙太(4年)、5区の馬場が力を発揮できなかった。
大八木弘明監督は「もっと積極的に、自分から強くなるための練習をしないと。
強さは与えられるものじゃない」と精神面の弱さを嘆いた。
村山や主将の中村匠吾(4年)らは卒業する。
来季の主力となる西山は「つぶれてもいいから練習で2人にガンガン挑めば良かった」と甘さを認め、「もっと力をつけたい」と目をギラギラさせた。
「万年優勝候補」を抜け出すためのカギは、個々の覚悟にほかならない。
(平野和彦)
2015年01月04日
06時46分
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