![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/54/48f25453e35cbc0f1075ed3f3cb77808.jpg)
昨日の夜は、高田崇史の小説『QED ~flumen~ 月夜見』を読んでいました。
京都の月読神社の境内で女性の絞殺死体が発見される。
さらに松尾大社で男性の死体が見つかる。
小松崎良平は事件にきな臭さを感じて以前懇意にしていた捜査官を訪ねる。
一方、桑原崇と棚旗奈々は京都近辺の神社や遺跡を巡る一泊旅行に来ていた。
歴史の謎を絡めたミステリ『QEDシリーズ』の最新刊です。
今回は月についてのお話で月読命についてのお話です。
このシリーズは今まで当たり前に思っていたことに全く違う解釈を与えてくれるお話が満載なので大好きです。
(その解釈がすべて正しいと述べる気はありませんが)
遥か昔に書かれた荒唐無稽と思えるような文書は、現代人が書かれた当時の常識や感覚を知らないだけで、当時の常識や感覚を知っていたならそのものずばりに明快に不思議なことなど何もなく事実を描いている。のかもしれない。という視点は面白いです。
もしかすると現代の公の文書も1000年後或いは2000年後には常識が変わっていて忘れられていて荒唐無稽なお話として解釈されるかもしんない。
月読命は確かに不思議な神様です。
月の神様で重要な神様のはずなのに非常に影が薄い……。
今巻も面白かったですよ。
楽しめました。
つい、加藤元浩先生の方かと思ってしまいました。
面白いらしいですね……
そういえば読んでないですね……
手隙になれば、手をつけたい本ですね(笑)
面白いですよ。
お勧めです。