白糸草（シライトソウ）その４。

　本日５月１４日は、劉備が皇帝に即位して蜀が成立した日で、藤原道長と関白の座を争った藤原伊周が道長の策動により大宰権帥に左遷された日で、女真族の一派とみられる集団を主体にした海賊が壱岐・対馬・筑前に侵攻した刀伊の入寇が起こった日で、北アメリカにおけるイギリスの初めての恒久植民地・ジェームズタウンが建設された日で、ルイ１４世が４歳でフランス王に即位した日で、エドワード・ジェンナーが８歳の少年に対し初めて牛痘の膿（種痘）を使用した日で、戊辰戦争の宇都宮城の戦いがあった日で、内務卿大久保利通が暗殺された日で、台湾を訪問中の久邇宮邦彦王が朝鮮人趙明河に襲われた暗殺未遂事件・台中不敬事件がおこった日で、イスラエルが建国を宣言しアラブ連盟５カ国がイスラエルへの戦争を宣言して第一次中東戦争が始まった日で、ソ連を含む８カ国の共産圏諸国が相互軍事援助を目的としたワルシャワ条約に調印した日で、火炎瓶処罰法が公布され施行された日です。

　本日の倉敷は雨のち曇りでありました。
　最高気温は二十一度。最低気温は十四度でありました。
　明日は予報では倉敷は晴れたり曇ったりするとなっております。

　上の写真に写っているお花は、「白糸草（シライトソウ）」です。

　白糸草のお花に関しては、２０１４年５月２５日の記事や２０１３年５月１６日の記事や２０１１年５月１５日の記事もよろしかったらご覧くださいませ。
　２０１４年と２０１３年と２０１１年の白糸草のお花の記事です。

　白糸草のお花の花言葉は、『ゆったりとした時間の流れ』です。

『つよく結べ、ポニーテール』／朝倉 宏景

　夢をあきらめられるヤツだけが、夢をかなえられる。

　どうあがいたって、ムリなことはどうしてもある。
　年齢を重ねていくたびに、自分の能力と限界をしっかり見つめて、切り離しロケットみたいに、ムダな理想をあきらめて捨てていけよ。
　その勇気が持てれば、体は一気に軽くなる。
　どこまででも飛んで行ける。

　昨日の夜は、朝倉宏景の小説『つよく結べ、ポニーテール』を読んでいました。

　日本プロ野球初の女性選手がマウンドに立つ。
　鳥海真琴、２３歳。左投げのサイドスローの投手。
　子供の頃の夢は魔法少女。
　３歳で野球を始め、プロの選手になることを夢見る。
　小学校で出会った少年には「プロ野球選手になる」と約束する。
　中学時代にはシンカーを覚える。
　高校時代は野球部に所属して甲子園を目指す。しかし練習についてくのが精一杯。公式戦には出ることが出来ない。
　彼女は如何にしてプロの選手になったのか？


　現代と過去を交互に語っていく形式となっています。
　現代のパートは高校時代の野球部の仲間で捕手をしていた君澤龍也の視点。
　過去のパートは鳥海真琴の視点で語られています。

　真琴が日本プロ野球のチームに入ってから公式戦のマウンドに立つまでが描かれていないので少しラストを端折った感があります。
　ただ、このお話は夢を追いかけている途中で心が折れてしまった者と心が折れなかった者のお話なので、プロに入ってからマウンドに立つまでのお話を入れるとテーマからずれるとの判断だったのかもしれません。

　面白かったですよ。
　燃えました。