狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

寒うござんす。

2011年12月26日 18時12分06秒 | 季節の御挨拶





 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は九度。最低気温は零度でありました。
 明日も予報では倉敷は晴れとなっております。

 寒いですね。風がぴゅーぴゅー吹いています。
 師走の風に後ろから追いかけられるような今日この頃、今年も残すところあと数日になりました。
 お正月が迫ってくると行く年を惜しむ気持ちが強くなりますね。
 いつもながら、行く年へはそぞろ感傷にしょぼくれてしまいます。
 皆様、如何お過ごしでしょうか? 
 今年も残り少なになりましたが、皆様、ラストスパートです。
 気合を入れて頑張っていきまっしょい!

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『厭な小説』/京極夏彦

2011年12月26日 18時01分10秒 | 小説・本に関する日記




 昨日の夜は、京極夏彦の小説『厭な小説』を読んでいました。

 まず表紙からして厭。
 汚れて一部が皺になったように印刷されている。
 気紛れをおこしてカバーを捲ってみた。
 大きく気になるほどではないが厭なものが厭な感じで小さく印刷されている。ちょっと気になる感じが厭。
 無駄に凝ってる。全力で厭な本にしている。


 七つの厭なお話の連作短編集。
 どのお話もどよ~んと気の滅入る様なお話ばかり。
 でもやめられない。ページを捲ってしまう。厭なのに。
 描かれている厭な状況を想像して厭な気分になりながら、先へ先へと読んでしまう……。
 作品はどれもホラーの方向には向かっていない。ただ読者を厭な気分に導くお話。厭だなぁ。
 でも読んでしまう。

 『厭な小説』は厭なお話でありました。
 でも最後まで読ませてしまう面白いお話でありましたよ。

コメント (4)
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