HOTなおちゃタイム

保護猫八匹、21歳のリンをはじめとした楽しい日記をお読みくださいね。

映画「花いくさ」戦国物なのに戦の代わりに描かれる花いくさ

2017-06-06 17:04:05 | 映画

映画『花戦さ』 予告編

 
先日かねてから見たいと持っていた映画
 
「花いくさ」
を見てきました。
 
私は日本映画では野村萬斎さんの映画はみることにしてるからです
彼の時代劇の所作の美しさは
それだけで見る価値があると思うからです。
今回は無頼が戦国なのにやはり彼の所作の美しさ・
オマケにアップが多くて主役池坊専好の
自由なキャラが一段と引き立つ。

まあコロッケさんの物まねに似てるといえば
そうかなというきもするのだが
 
戦国物なのにいくさなのに戦闘場面はない
 
そうエンディングロールに延々とこのいけばなにかかわった池坊の関係者の名前が出てくる
それだけに生けられた花々の美しさは息をのむようだ
 
私自身未生流の免許を持つ。
 
未生流は私が習っていた頃は保守的で伝統を重んじていた。
 
池坊の自由な発想と対極のような気がして
気持ち的に
あまり評価してなかった
 
この映画では花の持つ本来の美しさに耳を傾けその声を聞く
事が大事と。
それが池坊の真髄とか

若き専好が信長の前に生けた花に対して
示威の気持ちが強かったと反省する

私も花の絵を描くのが好きです。
でもいつも心に言い聞かせるのは
お花の美しさを分けていただくという
謙虚な気持ち
決してうまく描いてやろうとか
きれいに描いてやろうとかおごってはいけないと
言い聞かせています
そういうことかなと思ったりしました。

原作本があるので読んでみました。
映画とは若干主人公の描き方が違っています
しかしこのお花に対する姿勢というのは変わりません


さらに映画の中で重要な役柄のこの絵
 
私はすぐ長谷川等伯のこの絵を連想しました。
 
日本画の極地のサルの絵ですよね
 
いかに自分が猿と言われて嫌っていても
 
このサルの絵はすばらしいと多いますが・・
こんなサイトを見つけました。
 
さらに知りたい方はこちらへどうぞ

 

 

 
娯楽作品なのにいい映画です
こういう映画はいいですよ
読んでくださってありがとう

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