初夏らしい健やかな素敵なお天気ですね。、
↑昨日は風が強く青い空とおく御岳山も見えました、
この初夏に見えるのはそんなにあることではありません
たぶん冬になるまでことろは見おさめでしょう
こちらは望遠でとったもの。
先日三河の八橋(名古屋から30キロくらい東の知立市)のかきつばたをみてきました。
八橋かきつばた園(知立市) [Network2010]
かきつばたというのは愛知県の県花にもなっています。
とっても地味だけれど、
教科書などにでてくる平安時代に描かれた「伊勢物語」にも登場する
由緒のあるところなんですね。
以前から一度行ってみたいものと思っていました。
(みっちゃんも高校の古典でならいましたよ。)
伊勢物語というのは
これは昔男ありけり、という昔男が主人公の一代歌物語
定家本によれば全125段からなり、
ある男の元服から死にいたるまでを数行程度
(長くて数十行、短くて2~3行)の仮名の文と歌で作った章段を連ねることによって描く。
(仮名は女文字といわれ、男は漢文を使うものといわれていた時代です。)
何らかの意図で藤原氏との政争に敗れても、優美であったという紀氏の有り様を美しく描いているとも考えられる。
ウェキぺディアより
いわゆる色物語として源氏物語など後世の文学や歌に大きな影響を与えたといわれています
源氏物語はこのような物語の上に成立したのですね。
在原業平という色男が何かで(伊勢の斎宮と恋愛関係になり・・・)東の国に追放された。
その途中の、三河の八橋というところで
都への未練を残し、自分の身の上を嘆きこの歌をを読んだという
からごろも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもう
(馴染んだ唐衣のように馴れ親しんだ妻が都にいますので、はるばるこんな田舎まで旅をして来たものだ、と悲しくなるんです)
このカキツバタという文字がおりこまれている折歌です。
最盛期はこのよう見たい
これはホームページからお借りしました。
実際に業平がおとづれたどうか諸説あるそうですが。その史跡としての価値は高く、後世芭蕉や荻生徂徠などここを歌に詠んだのですね
伊勢物語がいかに歴史的に重要であり、皆に好かれた物語であったかということなのかしら。。
平安時代のもし業平が落ちぶれてここをおとづれたとしたと想像すると
いかにうらさびいしい所であっただろう、今でも山のなかです。
でも、かきつばたの咲き乱れたゆかしい場所だったのかと想像がつきます
今回は、かきつばたのお花も、もうおしまいで、さかりをすぎ手都落ちしてゆく、業平、そこを一杯感じる史跡です。
いずれがアヤメかかきつばたといわれますね。
美人が二人並ぶさまなどの表現に使われますね。
そっくりな花です。
かきつばたは湿地に、アヤメは畑などに生えます。
お花は?
一見そっくりですが、花を注意すると見分けられます
かきつばたは一本白い線がはなびらに。。
アヤメは黄色い線等がアヤメ状にあるのです。
今日のひろちゃんは???
目玉で見分けられる??
うふふ~
読んでくださってありがとう