JR名古屋タカシマヤさんの大京都展でいただいた、企画展覧会の招待券。

開催期間中に観劇で名古屋に行く日があったので、少し早めに家を出て立ち寄ってきました。

白洲次郎さんについては舞台になったり、TVでも取り上げられたりしていたようですが、私自身はどちらも見ていなくて、実は何も知らない状態でした。
展示品には彼がマッカーサーに送った椅子や渡航の際に使用したトランクや愛用品などがありましたが、いかにもジェントルマンという感じのするものばかりでした。
その中でも印象的だったのが「葬式無用、戒名不要」と書かれた遺言書で、今ならあり得る言葉ですが、当時にすれば、考えられないものなので、ちょっと感動ものでした。
そして、彼は「われわれは戦争に負けたのであって、奴隷になったのではない」と言ったそうですが、その凛とした考え方や生き方が垣間見えるコレクションでした。
白洲正子さんはその著書を何度か拝読した事はある程度で、能に精通されて、仏像や陶器などに造詣が深い方だというイメージでした。
今回の展示では正子さんが蒐集されていた陶器の展示が一番多かったのですが、陶器にはあまり詳しくない私に、一番印象的だったのは、能の土蜘蛛を演じておられる写真でした。
展示品の理解もあまりできてないのかもしれないのですが、戦後の大変な時期にも自分達の生き方を貫く姿がとても素敵で、その真っ直ぐな姿勢が輝いて見えたのでした。

開催期間中に観劇で名古屋に行く日があったので、少し早めに家を出て立ち寄ってきました。


白洲次郎さんについては舞台になったり、TVでも取り上げられたりしていたようですが、私自身はどちらも見ていなくて、実は何も知らない状態でした。

展示品には彼がマッカーサーに送った椅子や渡航の際に使用したトランクや愛用品などがありましたが、いかにもジェントルマンという感じのするものばかりでした。
その中でも印象的だったのが「葬式無用、戒名不要」と書かれた遺言書で、今ならあり得る言葉ですが、当時にすれば、考えられないものなので、ちょっと感動ものでした。

そして、彼は「われわれは戦争に負けたのであって、奴隷になったのではない」と言ったそうですが、その凛とした考え方や生き方が垣間見えるコレクションでした。
白洲正子さんはその著書を何度か拝読した事はある程度で、能に精通されて、仏像や陶器などに造詣が深い方だというイメージでした。
今回の展示では正子さんが蒐集されていた陶器の展示が一番多かったのですが、陶器にはあまり詳しくない私に、一番印象的だったのは、能の土蜘蛛を演じておられる写真でした。

展示品の理解もあまりできてないのかもしれないのですが、戦後の大変な時期にも自分達の生き方を貫く姿がとても素敵で、その真っ直ぐな姿勢が輝いて見えたのでした。

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