息子の(小中高等)学校は脱皮中~ホワイトPTA目指して~

PTA問題に目覚めてしまい活動を始めたのは2015年。
私立高校でも、県立高校でもPTAが…。終わらないな。

夏休みプール問題のその後~2017年⑦~

2017-09-21 23:15:54 | プール問題
KKです。
前回は子ども会のプール監視について数字を
入れ現状を分析してみました。
平均して4割程度の子どもしかプール利用を
していません。
プール開放は必要なんでしょうか。

さて、今回は私が担当したプール監視の様子
を伝えます。

プールに参加した子どもは2割でした。
天気が微妙だった為参加しなかった子どもが
いたようでした。
子ども会の連絡網で中止連絡をしていない以上
参加する、しないの判断は各家庭でする事に
なります。

子どもが2割しか参加していなかったので
監視は非常に行き届いていました。
心配したプール事故やケガは起こらず、終始
ゆったりした空気が漂っていました。

最初に監視当番の保護者を指定された監視位置
に着くよう割り当て注意点を伝えました。
1年生の保護者が多く初めて監視当番をする人
が多かったです。

皆さん感じの良い方ばかりで私は安心しました。
途中小雨が降り監視当番の保護者は屋根の下に
集められました。
子どもの人数が少ないのできっちり管理出来る
状態でした。

校長にプール開放最終日に私は監視に行くと
伝えていました。
息子が何度かプール参加しましたが、校長を
見かけたのは1回だけ、と聞いていました。
出張や会議があり全日程で様子を見に来るのは
当然不可能だと承知していました。
最終日に校長はプールに来るのか来ないのか!?

プールの後半に校長がやって来ました。
私はたまらず近寄り声を掛けました。
子ども会非会員家庭の子どもは結局一度も
プールに来ないままでした、と伝えました。

校長は何度かプールの様子を見に来ていた、
と話しました。
恐らく息子と入れ違いで様子を見に来たので
しょう。気にかけていてくれたようでした。

当地はプール開放の持ち物としてカマボコ板
が必要です。
子どもの名前、学年、住所、保護者の名前、
連絡の取れる電話番号等記入です。
カマボコ板をうっかり忘れるとプールに
入れません。

子ども会非会員家庭は以前、カマボコ板が
ないので今回は参加はしない。
カマボコ板を準備してプールに行く、
と言ったと聞きました。
うちにカマボコ板の予備があったので、
キレイに洗い乾燥させ、息子にいつも
持たせていました。
必要な時は非会員の保護者に渡し、
諸々を記入するよう伝えて、と息子に
言っていました。
結局使わず終いでした。

校長が、カマボコ板を用意していた
と言い、私は少しビックリしました。
用意をしていた事は悪くはないのですが、
そんな配慮ではなく、根本的な配慮が
必要だったのにな、と感じました。
私がカマボコ板を用意していた事は伝え
ないままでした。
伝えた所であんまり意味がないですね。
カマボコ板の用意は私でも出来る事であり、
学校(校長)にしか出来ない事をして欲し
かったです。

学校が保護者間の負担の平等さではなく、
公平さを全面に出した対応をしていれば
すべての子どもが夏休みプール開放に 
参加出来たのではないでしょうか。

PTAや子ども会の非会員を選んだ保護者は
何かしらの理由がある事でしょう。
私のように元気でうるさく動けるけれど
PTAの運営方針に賛同出来ない人。

仕事が多忙や家族や身内に病気や介護が
必要な人がいてPTA活動に時間を割け
ない人。

それ以外の理由の人もいるでしょう。
どんな理由でも良いと思います。

理由は様々ですがPTAや子ども会は
任意加入の団体ですから当然非会員
がいます。
非会員はいて当たり前な存在です。
この理解が重要です。

親の属性に関わらず公平に子どもは扱われ、
たくさんの事を勉強をしたり、遊びの中で
体験する場が学校だと思います。
その学校の中にPTA室がありPTA活動が
許されているのはPTAの公共性であり、
すべての子どもに支援や学んだ事を還元
するからです。

ウィキペディアのPTAについての説明が
大変充実しています。
こちらです。


>>任意加入の団体であり、結成や加入を
 義務付ける法的根拠は無く、全ての
 児童生徒のためのボランティア活動と
 いうのが本来のあり方である。


理念と目的、PTAの基本、法的位置づけ
にも触れています。

>>児童生徒は会員ではない。
 彼らはひとしく支援対象である。

>>PTAが社会教育を行わず公共性を
 失った場合,学校内で活動したり
 施設を無償で使用したりする法的
 根拠が失われる。 

>>「任意加入の団体」であるPTAが
  制定する規約・細則は、あくま
  で団体内部のみに通用するルー
  ルである。


今年の夏休みプール開放について考えると
公共性は感じませんね。
親の属性ではっきり差別をしています。

学校から開放された夏休みプール事業に
おいて、非会員家庭の子どもに不利益が
ある事を保護者から指摘されても改善し
ない学校は問題ないのでしょうか。

会員の子どもと同じように非会員の子ど
もがプールに入る為に異なる条件を付け
ました。

どの子どももプールに入る、という結果の
平等さをPTAが考えたのでしょうか。
しかし、学校内で行うPTA活動である以上、
結果の平等さではなく、非会員の保護者が
いなくてもプールに入れるように配慮を
した機会の平等さが必要だったと思います。

機会の平等さは言い換えれば公平さである
と感じます。
配慮なしに同じ条件にならないならば公平
と言えません。

学校が求められる姿勢は平等さではなく
公平さではないでしょうか。
配慮がある事に対してズルイや優遇され
ている、と感じる人は恐らくその人も
困っているのでしょう。
言うべき言葉はズルイではなく私も困って
います。私も助けて下さい、だと感じます。
助けが不必要ならば配慮される人に対して
ズルイと思う必要はないでしょう。
困っていないのだから。

話が逸れてしまいました。

校長に、他の保護者からの声を伝えました。
自分の子どもがプール開放に参加しない
のに、保護者は監視を強要され負担に感じる
人がいて直接相談されました。
その人達が来年度に向けて動くでしょうね。

誰がプール開放を希望しているのでしょうか。
保護者は誰も意見を聞かれていません。
学校やPTAが保護者にアンケートを取り意見を
聞くべきです。自由記入欄を作り生の声を聞く
べきです。
PTA会費を集め仕事をさせる以上評価は受ける
べきです。
うちの子ども会で参加者が一番少ない日は、
○人(1割5分程度)だった、等色々伝えました。
はっきり回答されなかったと記憶しています。
うやむやにされるのでしょうか。

要は来年度に向けての事になります。万が一、
今年度中に手を付けなければ、私や校長は
来年度は部外者になります。
まさかそんな気持ちはないでしょうね。
関係者でいる間にしっかり対処して欲しい
所であります。

今回はここまで。
次回こそプール開放の根本的な問題に
たどり着けるか!?
では続きは次回!


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