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コロラド先生(牧田寛氏)のtweets 日本の医学は世界に遅れ始めている (1) 2023/10/18

2023年10月18日 13時11分02秒 | 感染症
 
文科省によると日本の医学は世界に遅れ始めており、2年は遅行しているとのことだが、教条主義、属人主義の結果であって、当然のことだろう。 ソ連邦・東欧の医学が西側に大きく劣り、未だにロシア医学が脱却できていないことからも世界に追いつくことはもうないだろう。 
 
PCR感度7割特異度99%でベイズで偽陽性、偽陰性という日本独自の理論は、全くのウソであった。 この70%,99%という数字にはなんの根拠もない。 単に、医療費抑制と言う政治目的の為に作られた検査抑制・診療抑制政策の理屈付けの為に作られた、政治的お伽話に過ぎない。 完全なる教条主義である。
 
 
政治的お伽話=医療費抑制イデオロギーの為に中身のないベイズます計算を持ち出し、イデオロギーの為に都合の良い結果を出す為の変数を「たとえ話」として持ち出したのが、「PCR検査の感度7割特異度99%」というドグマ=教条。 科学、学問、医学、医術全てにおいてこのドグマについての根拠はない。
 
 
この教条を正当化する為にあらゆるウソや誤魔化しを動員したのが厚生労働省と日本の医療業界、医学界。 似た例が、電探技術勃興期に起きている。 電探(レーダー)を否定する為にあらゆる屁理屈が教条として用いられ、部分的要素技術(八木アンテナ、電波理論)があったにも関わらず日本は落後した。
 
電探技術において、1940年頃には、日本はそれほど見劣りしていなかった。ドイツからのウルツブルグの技術導入を行った上でも基礎技術はあったので、合衆国に1年億例程度ですんでいた。 しかし、技術を無視し、電波を出せば相手に見つかる、夜目で十分というドグマによって2年、3年と落後した。
 
 
2020年時点で、日本は、PCR検査技術では世界でも最先端と言って良かった。 しかし、医療費抑制イデオロギーを有事にも適用する為に検査抑制・診療抑制ポリシーを正当化する教条としての完全にウソのPCR感度・特異度ドグマを大々的に用いた。 日本の有事対応は完全に破綻し、世界最劣後国となった。
 
放射線科の医師たちの中におかしなことをいうひとが非常に目立った。 CTの方がPCRよりも有効であると。 CTは、患者への負担が大きく、しかも検査数はPCR法に3桁は劣る。そもそも使い道が全く異なり、使う場面も全く異なる。 こういった簡単なことすら考えられないのが教条主義者の劣後性である。
 
PCR検査は、検体採取の技師と検査技師さえ育成すれば、一人で1日数千人分も検査も可能である。(中国が行った大規模プール検査) また、特殊技能でもなく、高校卒業程度なら直ちに促成できる。 CTの検査技師、画像診断医は、育成に特に後者は10年単位で時間を要する。人員の養成も設備も促成不能。
 
また、PCR検査は、検体にウイルスがいるかいないかを極めて高感度かつ短時間(1時間以内)に判定でき、処理量も1日100万検体などチョロい。 CTで全国の設備と検査技師、画像診断医を総動員してもピーク値で1万/日いけるとは到底考えられない。
 
そもそもPCR検査は1検体総費用500~1000円である。CTでは10~100倍となる。
 
それでは何故、中国は、武漢騒動の時にPCR法とCTを併用したのか。 当り前である。 PCR法では感染の有無とウイルス量の半定量しかできない。 放射線画像診断では、病変部位、特に肺症状の状態が判る。 用途が全く違うのである。更に、CTとPCR法の感度の違いでCTが有用と言う誤りが日本にはある。
 
PCR法では、特に武漢株の頃からδ株の頃までは、接触後3日目から10日目までが検出できる期間であり、特に接触後4日目を中心として接触後3~6日目が臨床における検出感度の極大期で、肺症状が出てくる1週間目前後にはウイルス検出は困難であった。

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