麦がebi家に帰ってから寂しくて仕方ない毎日を送っていた我が家。
晩御飯もなんだか静か。
「・・・。」
「・・・。」
「ねぇっ!ママぁっ!!!そんでねぇっ!!!そんでねぇっ!!!」
うるさいのはこうバクダン一人・・・。
「ママ・・・?うちもワンコ飼いたいねぇ・・・。」ゆうバクダン呟く。
「うーん・・・。まぁねぇ・・・。」ママも呟く・・・。
「飼えばいいじゃんっ!!!ボーダーコリーっ!!!」バカこうバクダン。
「ママが入院とかしたら誰が世話すんのさ。結局はじぃちゃん達に迷惑掛けるだけだっ!」
「えっ???それはあたし達が・・・」
「自分の脱いだ靴も揃えられないアンタ達ができるわけないだろっ!!!」
「・・・。」
モグモグ・・・モグモグ・・・もぐ・・・。
「犬が捨ててたら拾ってこい。」
「えっ???!!!」
「いいのっ???!!!普通、ダメって言うだろっ???!!!」
「だって・・・仕方ないことじゃん。」
「仕方ないって???」
「わざわざ飼うのはやっぱり今の状況じゃあムリだろ。でも、アンタ達が拾ってきたら、
じぃちゃんもまぁちゃんも許さざるを得んだろ。」
「はぁ・・・。」
昔、かのんを飼う前に、保険所の子犬譲渡会みたいなのに行こう、とも考えたが、
行って一匹選ぶ・・・でも、その他の子たちはどうなるのか、を考え、見に行かない弱い自分を選んだ。
申し訳ないことに、今もその思いは変わらない。
せめて一匹でも・・・って言われても、じゃあ見には行けないけど、その中の一匹をうちに連れて来てください、と言いたい。
それで思いついた母の最終決断がこれ。
「分かった!」
こんなにはっきりと母の言いつけを守ろうとしたことがコイツらの人生にあっただろうか?
いや。ない。
それからはバクダン2つ、目を皿にして“捨ててある犬”を探してるらしいが、未だ発見できず。
最近、お金が落ちてるよりないことかもな。
晩御飯もなんだか静か。
「・・・。」
「・・・。」
「ねぇっ!ママぁっ!!!そんでねぇっ!!!そんでねぇっ!!!」
うるさいのはこうバクダン一人・・・。
「ママ・・・?うちもワンコ飼いたいねぇ・・・。」ゆうバクダン呟く。
「うーん・・・。まぁねぇ・・・。」ママも呟く・・・。
「飼えばいいじゃんっ!!!ボーダーコリーっ!!!」バカこうバクダン。
「ママが入院とかしたら誰が世話すんのさ。結局はじぃちゃん達に迷惑掛けるだけだっ!」
「えっ???それはあたし達が・・・」
「自分の脱いだ靴も揃えられないアンタ達ができるわけないだろっ!!!」
「・・・。」
モグモグ・・・モグモグ・・・もぐ・・・。
「犬が捨ててたら拾ってこい。」
「えっ???!!!」
「いいのっ???!!!普通、ダメって言うだろっ???!!!」
「だって・・・仕方ないことじゃん。」
「仕方ないって???」
「わざわざ飼うのはやっぱり今の状況じゃあムリだろ。でも、アンタ達が拾ってきたら、
じぃちゃんもまぁちゃんも許さざるを得んだろ。」
「はぁ・・・。」
昔、かのんを飼う前に、保険所の子犬譲渡会みたいなのに行こう、とも考えたが、
行って一匹選ぶ・・・でも、その他の子たちはどうなるのか、を考え、見に行かない弱い自分を選んだ。
申し訳ないことに、今もその思いは変わらない。
せめて一匹でも・・・って言われても、じゃあ見には行けないけど、その中の一匹をうちに連れて来てください、と言いたい。
それで思いついた母の最終決断がこれ。
「分かった!」
こんなにはっきりと母の言いつけを守ろうとしたことがコイツらの人生にあっただろうか?
いや。ない。
それからはバクダン2つ、目を皿にして“捨ててある犬”を探してるらしいが、未だ発見できず。
最近、お金が落ちてるよりないことかもな。