03amesanのアウトドア日記

チェンソーアート、登山、菜園、化石発掘などの趣味を紹介します。

ビワマス遡上

2013-10-15 19:17:28 | 

台風18号の増水後、ずいぶん日がすぎた10月6日早朝 

数日前から川の水が切れ、小さな水たまりになっていたので気にしていた。今は落ちアユや遡上中のビワマスがいるだろう。カワウやカラスがよく知っていて、餌にしている。

ようやく時間がとれて川を調べる。降りて川下に下ると、小さな水たまりにアユがはねている。その数は、今までと同じように少ない。いくつかの水たまりを見て回る。一つの水たまりで、体長30cmのビワマスの死骸を見つける。すると突然水音がして、大きな魚が目の前を走った。浅くなった水の中を素速く泳ぐ。ビワマスに違いない。10分あまり追って、ようやく網に入った。体長50cm。少し婚姻色が出ている。小型のものがもう一匹いた。

上に向かって歩く。橋の上で、水が減って息絶えたばかりのビワマスが5匹。体長は50cmから40cm。今ほどカラスがビワマスの目をつついたようだ。

さらに上流でも、同じように息絶えたビワマスが見られた。びわ湖から遡上しても、無事産卵するのは容易なことではない。

     

持ち帰ったビワマスはいずれも雌で、腹一杯に卵を抱いていた。サケのいくらと同じで、大粒でオレンジ色。産卵直前というところだった。

 


ビワマスとビワコイ

2013-09-08 20:10:32 | 

8月31日にビワマスを求めて南浜の「水辺の里」直売所へいきました。ここは、野菜やブドウと湖魚を販売しています。体長40cmほど約1kgの天然ビワマスを買い求めました。

 その後、鮎やビワマスを扱っている料亭「鮎茶家」へ寄りました。駐車場には県ナンバーのほかに大阪や京都、名古屋方面の車がありました。ビワマスの握りをたべようと思ったのですが、満席で3時頃ならと言われました。このお店では、卵を抱くため味が落ちる9月頃からは、養殖ものを使うそうです。

 養殖は姉川の伏流水が豊富にくみ上げられる上流でおこなっているとのことでした。早速養殖場を見に行きました。

  

養殖には、きれいで、冷たい水が必要です。かなり深い養殖池に、たくさんのビワマスが元気に泳いでいました。

 

途中に長浜の湖魚を扱っている魚屋へ寄りました。

ここには、今朝水揚げされた天然ビワマスがならべてありました。造りのほかに焼き魚、味噌煮なども置いてありました。気のいい女将さんからビワマスの卵をたくさんいただきました。

  

   

 家に帰って、造りやもらった卵を食べました。

 

 1週間後の9月8日に、知人が安土の川でコイを釣って持ってきてくれたので、早速鯉の洗いをしていただきました。全くといっていいほど、臭みがなく

上品で美味しものでした。あら汁もコクがあり抜群にうまい。近年、びわ湖のコイは他府県のノゴイと少し違うそうで、遺伝子などの解析から新種だとわかったそうです。

  

いずれにしても、びわ湖の恵みをいただく幸せをいつまでも残したいものです。  

 


魚 ウロリ うじゃうじゃ!アユが少ない

2013-08-14 09:22:46 | 

 この猛暑で川の水が切れました。水鳥の数が少ないので魚は少ないだろうと予想はしていたものの、どうかなと思っていました。

アユは例年とは違い極端に少ない状態で、小型のものばかりでした。ハスやオイカワもほとんどいませんでした。ただ、ウロリだけが、やけに多かったです。

「びわ湖のアユが、例年の7パーセントしかいない。」というニュースも流れていました。全くその通りでした。

 

ウロリがいっぱいで、水がだんだん少なくなります。

 → →

  

最後にはこんな状態になります。

 

 

水がなくなると、小型のアユも手で拾う状態になります。

昨年、アユの産卵数が極めて少ないと話題になっていましたが、予報通りです。川のアユがこんな少ない年は、記憶にありません。びわ湖では異例の放流や禁漁で、資源回復をはかるそうです。

 


夏野菜パーティ&ビワマス姿作り

2013-08-05 14:52:39 | 

 8月2日、夏野菜を使った料理で、知人を招きました。トマトやナス、キューリなど盛りだくさん使いました。

 それから、先日食べたビワマスを知人にも味わってもらおうと、湖北の舟倉という湖魚料亭で姿作りをwで料ってもらいました。当日の朝、港で運良く天然ビワマスの水揚げあったので、料理して運んでもらいました。月夜の日は明るいので、ビワマスが網を嫌ってつかめないそうです。ちょうど今は良い廻

りです。水揚げが少ないので一般の流通には乗らなくて、この味が楽しめるのは地元の漁師や料亭、都会の特定料亭だけのようです。

 

 

     今回のビワマスには、すでに子がありました。天然物は9月から禁漁です。今が今年最後のシーズンです。

 近年、滋賀県水産試験場がビワマスの養魚に成功し、醒ヶ井養尊場や一部の鮎養魚場でその養殖をやっています。養殖物なら、いつでも手に入れることができるようになりつつあるようです。 また、天然物の20cm以下は年中禁漁になっていますが、養殖物は小さくても使え、骨まで柔らかく焼き魚用として、最高だそうです。次回は養殖物も味わってみたいものです。

 


イワナ料理

2013-08-01 13:24:08 | 

永源寺の杠葉尾町に40年以上の歴史のあるイワナの養魚場へ行ってきました。、毎年今頃「七夕会」という仲間と場内の渓流館で一泊し、イワナのフルコースをいただきます。今年でもう10回目になります。

場内には、須谷川がながれ渓流釣りが楽しめたり、バーベキューハウスがあります。近年石榑トンネルが開通して、交通の便がよくなったようです。

 

       

 

 

 イワナの姿作り、塩焼き、唐揚げ、味噌焼き、南蛮漬け、山椒煮などと骨酒です。骨酒はイワナの頭骨を焼き、熱燗に入れていただく香ばしい酒です。さすがに清流に住む幻の魚というだけあって、美味しいものです。また、天然物のウナギが入り、鰻丼も最高でした。