台風18号の増水後、ずいぶん日がすぎた10月6日早朝
数日前から川の水が切れ、小さな水たまりになっていたので気にしていた。今は落ちアユや遡上中のビワマスがいるだろう。カワウやカラスがよく知っていて、餌にしている。
ようやく時間がとれて川を調べる。降りて川下に下ると、小さな水たまりにアユがはねている。その数は、今までと同じように少ない。いくつかの水たまりを見て回る。一つの水たまりで、体長30cmのビワマスの死骸を見つける。すると突然水音がして、大きな魚が目の前を走った。浅くなった水の中を素速く泳ぐ。ビワマスに違いない。10分あまり追って、ようやく網に入った。体長50cm。少し婚姻色が出ている。小型のものがもう一匹いた。
上に向かって歩く。橋の上で、水が減って息絶えたばかりのビワマスが5匹。体長は50cmから40cm。今ほどカラスがビワマスの目をつついたようだ。
さらに上流でも、同じように息絶えたビワマスが見られた。びわ湖から遡上しても、無事産卵するのは容易なことではない。
持ち帰ったビワマスはいずれも雌で、腹一杯に卵を抱いていた。サケのいくらと同じで、大粒でオレンジ色。産卵直前というところだった。
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