03amesanのアウトドア日記

チェンソーアート、登山、菜園、化石発掘などの趣味を紹介します。

初歩き

2014-01-04 20:59:15 | 化石

ここ20年あまり、新年の行事として、「歩き始め」をしています。地質仲間と地層や化石を調査するのです。若いころは本当に一日中、しっかり調査をしていたのです。正月は山を削った現場も工事がストップしていて、重機も動いていないので調査をするのにちょうど良かったのです。しかし、この頃は、ほんの少しばかりあるいて、後は新年会ということになります。日本の地質や化石、地震などの話をしながらいっぱい談笑するのです。今年は今日1月4日で、三重県の大山田村の服部川へ行ってきました。ここは、400万年近く前、最初のびわ湖が誕生したところです。川底には当時の湖に堆積した粘土層があり、イガタニシの化石がいっぱい見えます。

至る所で、このような密度でイガタニシの化石があります。

  

  おおきな二枚貝の化石も見つかります。

これはコイの咽頭歯です。1mぐらいあるコイのものでしょう。まだ、人が住んでいない時代ですから、こんな大物がいっぱい泳いでいたのでしょう。

これはゾウの足跡化石です。上のものは、足跡が砂で埋められていますが、下の方は指の跡もはっきりわかります。直径50cmほどはありますから、今のゾウよりははるかに大きなやつです。

人の前の凹みは、皆ゾウの足跡です。

 

  

これは琥珀の化石です。NHKの「あまちゃん」でべんさんが掘って磨いていた東北の久慈産です。仲間の一人が昨年採集したものを見せてもらいました。現地では1gが1500円で販売されているそうです。手のひらにのっているものは、10グラムですからこれだけで時価15000円ということになります。 あとは、アンモナイトやトリゴニアの化石が並んでいます。こんな風に、昨年のことを話しながら、今年の抱負を語るのです。

それから、昨日は3日私どもの誕生日でしたが、チェンソーアートの発彫りをしました。冬晴れの好天でしたので。

 

 


化石発掘2

2013-04-30 21:43:10 | 化石
4月29日 多賀町での発掘は3日目  ゾウやシカなどの包含層と考えられているところから、やっとシカの踵の骨と肋骨の一部が産出した。テレビや新聞などのマスコミがやってくるが、アケボノゾウはまだ出ない。
びわ湖放送の「野洲のおっさん?」がまんじゅうを持ってきてくれた。シカ化石の説明を受けていた。



シカの踵の骨
シカのろっ骨
木の根っこの化石

この辺りは、180万年前 水がついたりひいて木が生えたりするような湿地 たくさんのゾウやシカが踏み荒らしていたようだ。

化石発掘

2013-04-27 21:18:44 | 化石
 20年前にアケボノゾウを発掘した地点の隣のエリアで、組織的な発掘がおこなわれている。25日、26日はその事前準備ということで、発掘面を露出させたり地質調査をして、大勢での発掘方法が議論された。

発掘面のお掃除。右は細長くトレンチを掘って断面の地層調査
発掘の宣伝ポスター

 27日 開始式、祝詞、説明会 そして、班ごとにグリットに別れて、発掘の開始貝化石、植物化石、昆虫化石など産出した。

アミンチュたちの登場
発掘前に祝詞があげられる。
発掘参加者への事前説明のようす

化石発掘