ああ、人類、この地上に姿を現してより、
わずか三億六千万年。
この間に、さまざまなる文明が
生れては滅び、
生れては滅び、
常に新たなるものをめざし、
最上なるものをめざし、
最高なるものをめざして、
幾たび、幾十たび、幾百たび、幾千たび、
あるいは、その何百倍も何千倍も
努力を重ねてきたことであろうか。
あなた方は、
ある時には、繁栄を見、 . . . 本文を読む
太平洋戦争を始めるために、アメリカは事前の数年を費やし、その国民に実体験的な日本人憎悪を植えつけるために、手の込んだ、巧妙なアピールを施した。ハリウッドの映画が、その尖兵になり「醜く卑劣な日本人」を紹介した。新聞、雑誌、ラジオが、連日のように憎悪の「実例」を報道した。それらはすべてナマナマしいものだった。実体験はナマナマしくなくてはならない。
それでも十分な憎しみは醗酵できなかっ . . . 本文を読む
愛国心のない国益など、あろうはずもない
われわれから見れば、同じヒト属とも思えないような非・日本人たち(彼ら)の根本を形づくっている者は何か?その根の根は何か?
それは憎しみと嫉妬と相互不信である――、
ということを、実感しなければならない。それを実感したとき、はじめてわれわれは日本に対する愛国心が持てる。彼らがそれぞれに持っている愛国心と、やっと匹敵できるような愛国心のこと . . . 本文を読む
(憎しみから生まれる愛国心)
いま地球上で、もっとも愛国心の希薄な民族は、いうまでもなく、日本民族である。世界中の世論調査の結果、データがそれを示している、それでいいのか?
もちろん、よくない。なぜよくないのかといえば、それでは世界の仲間入りができないからである。
世界中の人々がタキシードとイヴニングドレスで集まるパーティーに、日本人だけが裸で出席するみたいなものだからである . . . 本文を読む
以下はオーストラリアへの移住経験があり、「日本を捨てて、日本を知った」の著者・林秀彦さんのお話です。林さんは脚本家で、祖母(林はな)はNHKドラマ「おはなはん」のモデルでもありました。
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日本人は世界一、頑固な民族である。
なぜ頑固かといえば、それは性格的な欠点から生まれたものでなく、歴史的に純粋培養されたあまり、その脳ミソが容易に応用しなくなっているからである。
& . . . 本文を読む