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アセンションへの道標(心の闇と向き合って受け入れる)⑥

2023年05月25日 | その他
今回のシリーズは、「5次元地球へのアセンション」についてお伝えします。
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―質疑応答―
(質問1)
人間界にはこういう質問があります。ここに100人の人がいるとして、ある非常に困った状況がその100人に降りかかっています。ただしこの100人の中の1人を生贄(いけにえ)の羊として差し出して死んでもらえば、つまり犠牲として差し出せば他の人はみな助かるという状況があるとします。

これは倫理の問題ですが、これについて非常に高度化したAIにプログラムすることは大変難しいらしいのです。この究極の状況では誰か一人に死んでもらえばいいという考えはおかしいと考えるのが倫理的に正しいというか、でもそれで他の全員が助かるなら仕方ないのではないかとも思うわけです。

こうした倫理や倫理観というのは非常に高度なものだと思います。愛が根本原理だということを教えていただきましたが、そこにも少し関係すると思います。
以上のことも踏まえた上で、倫理性というものに対してどのようにお考えでしょうか。

(回答1)
お答えします。
倫理については2つの視点から見ることができます。それは第3密度的な視点と第4密度的な視点です。第3密度的に見ると倫理とは他人など外の世界によって作られたルールのようなものです。では仮に自分が信じていない倫理観に従って生きようとしたらどうなるでしょう?結局エゴはその倫理に抵抗しているので全く意味がありません。一般に倫理とは他人や世界との関係にまつわるものですが、エゴの支配する第3密度的な現実ではエゴは他人よりも自分に関心を持つものです。

次に第4密度的に見ていきましょう。第4密度の意識は己を知っているまたは己を知り始める段階にあるので、「内なる誠実さ」に従って行動します。誠実さとは思考と感情と行動が全て一貫している状態です。これはエゴの支配する現実では体験しにくい状態です。しかし第4密度の現実では人はエゴの願望ではなく、内なる指針に従って行動するので外側の世界の倫理観やルールはあまり必要ありません。常に一体性(ワンネス)の方向に向かって行動していると結果的に「倫理的」な生き方になるからです。

こうなると社会全体が調和に向かっていきます。ですから倫理とは第3密度的な言葉であり、第4密度では「誠実さ」(インテグリティ)に置き換えた方がしっくりきますね。ここで私たちは言葉にこだわっていますがこの「倫理」と「誠実さ」との概念的な違いはお分かりになっていただけたかと思います。つまり第4密度に入ると「内なる真実」に従って行動するようになるのです。

誠実に生きている人は一見、倫理的に見えますが別にルールに従っているわけではなく、全く自発的な行動なのです。

(質問2)
「密度」と「次元」の違いは何でしょうか?

(回答2)
密度と次元は全く違うものです。各密度は「意識の状態の違い」を表していますから、密度とは意識の「性質」を表す言葉なのです。

例えば第3密度とは、分離に基づいたエゴを持った意識を表しています。一方、「次元」というのは「場所を表す言葉」です。お昼の食事にイタリアンか中華料理かを迷って、結局、中華料理を食べたあなたがここにいるとすると、イタリアンの方を選んで食べているあなたは別のタイムラインつまり文字通り「別の次元」の「別の場所」にいるのです。

また今朝、仕事に行かずに家にいたあなたも、別のパラレルな世界(平行宇宙、並行世界)、別の次元にいます。このようにその瞬間ごとの選択によって無数の可能性がありますから、第3密度には無数の次元が存在します。ここでも私たちは言葉にこだわっています。

密度は場所のことではないからです。つまり密度と次元の違いを整理すると、「次元」は無限に存在する固有の場所のことであり、「密度」とは私たちの意識の状態、性質の違いを表すものです。

(質問3)
では、第4密度にもいろいろな次元があるのでしょうか。

(回答3)
はい、無数にあります。たくさんのパラレルの自分がいて、それぞれの自分にはさらにパラレルがあります。無限に枝分かれしていく状態です。この時、それぞれのパラレルの「自分」はそれぞれが独自の次元を体験しています。ですから「決まった数の次元がある」という人は意識の持つ無限性に気づいていません。この創造界には、何一つ決まったものはないからです。

(質問4)
この宇宙は、宇宙論や量子論で言うと、最初にビッグバンがあって、その瞬間に極小のものがバーンと爆発して、すごい勢いで拡大しながら様々な世界が出来上がっていって、そうして私たちもここにいます。それが今、こうして自分がいるこの「縦、横、高さの3次元宇宙」であると理解しています。でも次元が違うと、別の宇宙や別の地球もあったりするのだろうと思っているのですが、そのようにたくさんの次元、無限の次元が共に存在しているのでしょうか?

(回答4)
はい、そうです。しかし、マインド(頭の思考、知性)にはそれらがあまりにも膨大すぎて理解できません。人間のエゴは、他の次元を全て把握し管理しなければいけないと思うので、圧倒されてしまいます。しかし自然に何とかなるのです。それに皆さんはこの現実だけで手一杯ですよね!

では、もう少し詳しくお答えしましょう。別の次元にいる「もう一人の自分」とはどこか遠くにある別の地球にいるわけではありません。「別のどこか」など存在しないのです。
それは分離の思考から来ているものであり、「一なる意識」(大いなる意識)から切り離された何かが存在することを示唆する考えです。

しかしながら、枝分かれしている無数のタイムラインは、一つの分裂したように見える「一なる意識」(大いなる意識)の無数の波動を表現したものに過ぎません。「別のどこか」は存在しないのです。
エゴの自分がそのように思っているだけで、結局、すべては「一なる意識」(大いなる意識)、すなわちワンネス(一体性)の中で起きていることなのです。

---owari---
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