このゆびと~まれ!

「日々の暮らしの中から感動や発見を伝えたい」

国語の地下水脈(後編)

2021年09月11日 | 日本
日本人の感性を磨いてきた名文を暗誦すれば、生きる力が湧いてくる。(外国語の文を吸収してしまう力)日本語の力は、また外国語の名文を取り込んで吸収してしまう処にもいかんなく発揮されている。年々歳々 花相似たり再々年々 人同じからず (劉希夷)国破れて山河あり城春にして草木ふかし (杜甫)これらの江戸時代までの漢文に替わって、明治以降は西洋の名詩・名文もさかんに訳されて、人口に膾炙(かいしゃ:広く知れわ . . . 本文を読む
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