このゆびと~まれ!

「日々の暮らしの中から感動や発見を伝えたい」

国語の地下水脈(前編)

2021年09月10日 | 日本
日本人の感性を磨いてきた名文を暗誦すれば、生きる力が湧いてくる。(言葉の不思議な力)私(わたくし)、生まれも育ちも葛飾(かつしか)柴又(しばまた)です。帝釈天(たいしゃくてん)で産湯(うぶゆ)をつかい、姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します。ご存じ寅さんの口上(こうじょう)だ。声に出して読んでみて欲しい。腹から声を出すのだが、あまりドスを効かせず、やや高い声で歯切れよく。首を少し傾けて . . . 本文を読む
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