チョコレートを買いに寒い街に出かけた
いつも行く自然食品のお店には
一見地味でも品質と味は最高のチョコが並んでいる
フランスヴェローナ社のクーベルチュールチョコ
カオグランデ・ノワール
お洒落な包み紙がお洒落な大きな板チョコ
値段はチョコット高くてどうしようかなと迷う
バレンタインの味見、自分へのご褒美とかいろいろ
理由をつけて思いきって買う
金紙を破ると
ぶあついチョコレートが顔を出して
カカオのかおりがぷ～んとする
八つのブロックに分かれているからひとつが○円だななどと
ついつい計算してしまう
またそれを4等分して一口
流石にカカオ分７０㌫だけあってほろ苦い
あとから酸味が心地よく残る
ひとかけでも普通の板チョコ一枚くらいの充実感がある
昔はカカオは薬だったとか
幸せ気分にひたれる上質のカカオのかおり
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