八面山だより

八面山 神護寺からのお知らせ&日常

介護も対話からかなあ。

2017-03-16 22:59:21 | 日記
『介護』って。

いざ自分に降りかかる年になると…。嫌な響きなのだと。

まだまだ先と一応思ってます。


『子供を育てるときに手助けは当たり前』なんだけどなあ。

子供にはプライドが芽生えてないからかな?

してもらったことを御返しするんだけど。

年老いた親にたいして、どうしても『してやってる』と子供側もおもうから。

難しいのかなあ。

私もジイチャンに対して忙しくても私はしてあげてる。

と思い違いをしてた。

憎たらしい事を言われたらついつい…。


けどその何10倍も色々自分が覚えてる事だけでも沢山あるので知らないことも沢山あるんだろうなあ。

と亡くなった時に感謝しかなくて反省点が浮かんだ。


自分が子供の時のこととか様々。

けど忙しいとついつい忘れてしまう。
ついつい目の前の現状しか見えず。


その為にも小さいときから対話をすることが大切なのだと思います。

うちは対話をする家族です。いつもケンカしつつも居間に集う。

『対話をすることが家族の強み』

お寺は対話なくしては成り立ちません。

茶飲み友達のよさでもあります。

最近は昼間家に家族がおらんからデーサービスに行ってる人が多くて茶飲み友達がいない。

との声をよく聞きます。


護摩のあとなど残って話してお茶を飲んで帰られる方々。

皆楽しげですもんね。


家族意外との対話も大切ですよね。

主語と述語とをきちっと使っての会話(笑)

バカ話しの中の大切さ。


介護のはなしがよく出てきます。

『子供にはしてほしくねえーでー』
『施設にいくほうがマシじゃー』
『家におりてぇなあー』
『ご飯は、とりよんで。ジイサンと二人やけん家におれる一人になりゃ。どうなるかぇー。』
と皆さん子供には頼らんぞ!

と言う人が多い。

どのスタイルがいいかは?その人その人によって違いますよね。

でも一人では生きられません。

少しずつ頼る癖を練習してみてはどうでしょか?


今度の連休はお彼岸『何してる?墓参りどう?お寺にいってみらん?』と自分からお電話してみては?

さあー修行期間に思いきってみては?


私は線香たきながら、お父さんに会いたいなあ~。と此方の世界からあちらの世界に『皆さん仲良くしてますか?お供えなにがいい?』など考えながら手を合わせてます。

仏壇から向こうの世界への『対話』

自分の心とも対話してますか?

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