立山日和。

立山連峰の山々を眺め富山県内を徘徊する日々を綴ったフォト日記。2014.11.3.までは友人の中国旅を毎日掲載した。

千曲川を渡って

2007年12月05日 | Zenblog
 別所温泉への行き帰りには千曲川を渡ります。佐久盆地の小諸などを通って流れて来た千曲川は、このあたりでもうかなりの川幅になっています。さらにこれから延々と流れて、やがて日本海に注ぐのですね。
 山に近づいたり、山から離れてみたりして、信州を流れていく様はいいものです。常願寺川のように急流ではなく、私から見ればゆったりしていていいなあと思いました。北信濃から越後の国をまだまだ流れてやっと日本海にたどり着くのです。地図を見ながら長い川だなあと感心しました。富山人の感想です。

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無言館

2007年12月05日 | Zenblog
 別所温泉に行ったついでに、塩田平にある信濃デッサン館や無言館も見てきました。無言館は「戦没画学生慰霊美術館」として、太平洋戦争で戦地に散った画学生30余人、300余点の遺作・遺品が展示されています。

 ずっと見て感じたことは、彼らの何たる初々しさ、若さということでした。戦没画学生の遺作の展示だからというので、少し暗いめの気分になりながら入館したのですが、その気分は飛んでしまいました。その若さと迫力には、嫉妬を感じるほどです。そこには、老成あるいは境地を究めた画家たちのようなものはなく、若さから来る稚拙さや勢いが走りすぎといったものもあります。つまり若い生命力を感じさせられました。絵だけをしっかり見たいと、遺品は見ないようにしました。
 しかし、彼らは若くして死んでしまったのです。それは私たちを耐え難い気持ちにさせます。それだけに遺品は見ないでも、あまりにも明確に「戦争とは何か」を語っているようでした。

 話は少し逸れます。最近、鹿児島県の知覧特攻平和会館の展示も見てきました。小泉元首相が見に行って「若者たちの至誠の心に感激、感動した」と言ったところです。その違いは極端でした。知覧に展示されていたのは、爆弾搭載の飛行機(特攻機)に乗り肉弾となって敵に突っ込んだ①あまりにも血なまぐさいものです、そして②若者たちがいかに純粋に国のために死んでいったか、ということです。深く見れば、彼らが「喜んで」あるいは「至誠の気持ち」をもって「堂々と」死んでいったとは私には思えませんでした。しかし、一見表面的には小泉流解釈になるのです。ある意味、恐ろしい場所だと感じました。
 私が行ったときも、自衛隊員が引率されて集団で見学に来ていました。そして、毎年「国の平和と繁栄のために身を捧げよう」という式典も、中曽根などの面々が来てやっています。

 無言館に展示されている絵には、血なまぐささも、「国への至誠」もありません。遺品を見れば少し動揺しますが。ほんとに、無言でただ「平和」と「未来」を語っていました。それらが失われないようにと。

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「song(サンズイ扁に松)虹路站」付近(5)・・・JingShang君の上海

2007年12月05日 | JingShang君からの上海レポート
 おまけです。地下鉄ホームの公共広告です。スポンサーがつかないから、そうしたのかも知れません。我先に乗車を争うのを戒めています。そうするということは、通常こうしているのでしょう。日本でも、ついこの前まではそうでしたね。
 自分が思い当たる行為にチェックを入れるアンケート形式で、自分の
行為を振り返るように迫っています。「確認請打勾」は、「確認してチェックを入れてください」です。「左行右立」は、いきなり難問です。中国人に確かめましたが、
エスカレータの乗り方、即ち「左側は歩いて右側で立つ」と解釈する意見です。因みに上海では、エスカレータで立つ側は関西式の右側で、左側に立つ関東式ではありません。
 でも、この写真からは地下鉄の乗り方の注意のようであり、エスカレータではないと思います。そこで、無理やり解釈すると、「右側で待って、左側から入る」ということになりますが、意味不明です。こんな中国人でもわからない表現で、老百姓(中国語では一般庶民と解釈されます)が理解できるのでしょうか。
 「文明乗梯」は、「行儀良く乗る」でしょうか。中国人同士がけんかしていると仲裁の人が、「文明一点」(もう少し品良くしろ)と宥めています。「乗梯」は、よく考えると「エスカレータに乗る」という意味ですから、「行儀良くエスカレータに乗る」という意味でしょう。それなら、先の「左行右立」はエスカレータの乗り方かもしれません。
 「先下後上」は「降りるが先、その後乗車」です。
 「文明乗車」は、推測できるとおもいますが、「行儀良く乗車」です。
 「我当然不在此画面中」は「私は当然この画面には居ない」です。

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「song(サンズイ扁に松)虹路站」付近(4)・・・JingShang君の上海

2007年12月05日 | JingShang君からの上海レポート
 トラックによる柑橘類の販売です。以前ご紹介した自転車による販売よりは大掛かりですし、柑橘類だけなので、浙江省の温州当たりからの産地直売かもしれません。
 そういえば、日本でもというか、私のふるさとでは、子供の頃、信州か青森か知りませんが、産地直送のリンゴ売りトラックが時々来ていました。でものそのトラックは幌付きでしたが。

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「song(サンズイ扁に松)虹路站」付近(3)・・・JingShang君の上海

2007年12月05日 | JingShang君からの上海レポート
 song虹路站から隣の駅まで東に向かって歩きました。地上の道路は天山路です。天山路は東西に走ります。この写真は天山路の交差点の一つを撮ったものです。
 ここは、昔から(とはいえ20~30年前程度ですが)アパート、工場があったようです。工場は淘汰されていますが、アパートは残っています。手前のピンク色のアパートも古い筈です。上海市政府は「万博準備の関係」からでしょうか、都市の景観に気配りするようになり、道路に面する建物は、吹き付けをし直したり、陸屋根の上に建築構造上意味の無い傾斜屋根を載せたりして、少しでも「好看」に(見栄えよいようにして)います。
 「万博対策」として、これら化粧直しに補助金を出している筈で、あちこちでそのような建物を見かけます。私のアパート近くにもあります。でも全部の建物には化粧直しの補助金は及ばないので、この写真でも交差点奥の建物は陸屋根のままです。

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「song(サンズイ扁に松)虹路站」付近(2)・・・JingShang君の上海

2007年12月05日 | JingShang君からの上海レポート
 これは(1)の写真の反対を向いて撮ったものです。郊外の駅らしく、自転車、バイクが並びます。これらは、営業用ではなく、自家用です。

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「song(サンズイ扁に松)虹路站」付近(1)・・・JingShang君の上海

2007年12月05日 | JingShang君からの上海レポート
 今日は地下鉄2号線の西端にあるsong(さんずい+松)虹路站付近を紹介します。
 song虹路と「虹」がついているように、広い意味の虹橋地区の一部です。内環状高架よりは外、外環状道路よりは内側です。

 この写真は12月1日の地下鉄の「song虹路站」の地上への出口を撮ったものです。出たところは易初蓮花(yi chu lian hua=lotus)という名前のスーパーです。買い物の押し車が写っています。
 バイクがたむろしていますが、これはバイクタクシーです。後ろにお客を乗せて運びます。料金は安い筈です。危ないので、小生は使ったことはありません。見知らぬ男の背中にくっつくのも趣味ではありません。
 写真左に青い幌つきの三輪車が見えますが、これもタクシーです。これは安定していますのでバイクよりましです。この日の翌日、12月2日には外地で結構利用することになりました。上海では、この種の乗り物は流石に恥ずかしいというか、普通のタクシーがあるので、乗りません。

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