座間洋らんセンター専務の小部屋

座間洋らんセンターの専務が洋らんやお花たちに囲まれて巻き起こる出来事を徒然なるままに書き綴ります。

育種風景です。

2016-03-08 18:23:26 | 日記


専務の使命であり夢、

育種。

自分の中では、弱冠ですが品種改良とは意味を変えてます。

詳しくはまたの機会に。


で、その育種 (品種改良)の重要なステージの1つ、

「選抜」

を現在、夜な夜なしています。

写真はその風景です。

1ベンチ、約15mに渡って様々な色や形の胡蝶蘭が咲いてきています。



世界が驚くピンクの胡蝶蘭を作りたい。

でも、その夢は一代では出来ないイメージが専務の中である。

なので、2~3代で納得出来るモノを産み出すため、育種のブリーディングラインを意識した親株作りをしています。

白とピンクの交配なので、今 花の咲いてきた子供達は、ピンクもあれば白もある。

この子達から、思い描く形質を選び、また交配親にします。


大変。


とっても大変。

でも、使命なので、夢なので、

楽しくてたまりません。

Phal.(Little Gem Stripes x Wedding Bell)

2016-03-08 18:16:58 | 日記


Phal.(Little Gem Stripes x Wedding Bell)

の交配から選抜した2個体を、もう一度のシブリング した中から選抜した、とっても美しい胡蝶蘭。

花のフォルムはリトルジェム、花色は往年の銘花 ルチアピンク。

2.8で2スパイク上がって、茎も曲げやすい。

メリクロンの増殖をしようかどうか??

悩む専務です。

Guaricyclia Kyoguchi 'Happy Field'

2016-03-01 12:42:38 | 日記



Guaricyclia Kyoguchi 'Happy Field'

(Gur.aurantiaca × Enc.incumbens)

が、座間洋らんセンターでも咲いてきました。

カトレアの仲間にあたり、グアリシクリア キョーグチ ハッピーフィールドって、なかなか学名は難しい読み方ですね。


この花、今年の東京ドーム 世界らん展の香りの部門のチャンピオン、最優秀賞を受賞した花なんです。


よくムスクの香りと表現されますが、専務的には甘い香りに、ほんのちょっと海外の香水を足した香り、って所です。

どうであれ、とても良い香り。

カトレアの中でも、特別丈夫で特に寒さに強い子です。

5℃~10℃くらいまでなら耐えられるかな?

香りは蘭の魅力の1つですね!

香りのある花を、車に入れて運ぶと、幸せの香り一杯になります。


未来では、テレビやパソコンで、香りを届けられる時代が来るかもしれませんね。