専務のなぐり書きメモ。
内容はトレーの採寸。
国内輸送費、製造しているアジアの諸経費向上で、今月一杯でトレーの値段が15パーセント値上げになります。
写真は、慌てて発注の計算作業のメモ。
前回の朝礼で話をした、座間洋らんセンターの今シーズンのテーマ。
「必要ないモノ→最小限
喜ばれるモノ→最大限 」
九州出張の際、ロスダウン・効率アップ、との年次目標に感化され、専務なりの熱い想いを言葉にしてスタッフに伝えました。
そしてその具体策がトレーの変更。
現在使ってる、3.5寸用丸穴の12、15穴トレーから、4寸15穴トレーへの変更。
穴が深いので、出し入れが楽になり花が倒れるトラブルが少なくなります。
1秒のロス、1秒のストレスをスタッフ達から無くす。
必要のないモノ。
座間洋らんセンターの全スタッフ26人の1秒の作業ロスを1日、20鉢60株分、60秒、年間250日無くすと、、、
6250分。
104時間。
のべ年間104時間の時間を、1人一株当たり1秒のロスを減らす事で、新しい仕事に割り当てられます。
省力になります。
かながわ版農業MBAの講義を聞きながら、経営の効率化を考えていた専務が思いついたアイデア。
テスト作業のロットも、信頼するスタッフ達から好評なので、大規模なモデルチェンジを行います。
専務の仕事は、スタッフが気持ち良く仕事が出来る環境作りと、金融機関への借金のお願い。
熱い想いは、岩をも貫く。
トレーを買う為に、農協さんから借金するのに、必要な書類の一覧をFAXしてもらう専務でした。