◇親子お茶サロン結愉・お菓子部◇子育て中こそ愉しもう!茶道とお菓子作りの豊かな時間

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次回お教室のお知らせ

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おたのしみ♪ヘクセンハウスのメイキング-part2

2017-11-20 20:10:01 | お菓子とお茶 季のモノコト

ヘクセンハウスのメイキング-part2です

生地を寝かしている間に、お家のパーツの型紙を作ります

厚紙、薄板、ベーキングシートなど色々とやってみましたが、私はこちらが1番扱い易かったので、今年もファイルを切って作ります。

2015の型紙、2016の型紙も比べ合わせながら・・・。

昨年は一昨年より少し大きめに作った型紙。飾るには少しサイズが大きめとのご意見をいただきましたので、
今年は少し小さめで背が高めに改良いたしました

毎年、より善いもの、よりたのしんでいただけるものを目指し、
作っている皆さまの笑顔を思い浮かべながら、工夫する時間はたのしいものです


程よい厚みに伸ばした生地の上に型紙を置いて、よくよく切れるナイフでカットしていきます。

生地は直ぐに柔らかくなり、だれてしまうと綺麗なパーツに仕上がらないので、何度も冷蔵庫や冷凍庫に入れて冷やしながら作業するのがコツ

これは何のパーツか分かるかな?


我が家のオーブンは普通の家庭用オーブンなので、天パンに凹凸があります。そこで、パーツが平らに仕上がるように、平らな天パンを重ねて使う工夫も忘れずに
 

窓やドアは、綺麗に仕上がるように、切込みを入れてオーブンに入れ、

焼き上がりの熱く柔らかい内に、再度ナイフを入れて切り取ります。



網に取った生地は焼き上がりは柔らかいので、真っ平らに固まる様に、しっかり平らにさまします。
 

これでパーツの出来上がり!

たっぷり時間がかかるので、続きは次回

我が家も口切りで玄緒の祝い

2017-11-20 19:09:57 | お菓子とお茶 季のモノコト

今日は2017年の旧暦十月上の亥の日。

実家から来てくれている母と、ささやかに口切の茶事・玄緒の祝いをしました。

「口切り」とは、封印を開けて抹茶の新茶を始めていただくこと

新茶って八十八夜の5月では?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

今のように機械による製造や保存技術に頼らなかった昔は、
5月にとれた新茶をお茶にして、茶壺に詰め、口をしっかりと封印して熟成させました。

そして半年経った11月に初めて、その壺の「口」を「切り」、石臼で挽いて抹茶の新茶を味わったのです。

今日の「開炉」と相まって、口切りのお祝いの茶事である「口切りの茶事」は茶道のお正月とも言われます。

各茶舗からも炉開きのための特別な抹茶が販売されています。
柳桜園さん「炉開き抹茶」
(参考:京都館hpより)

丸久小山園さん「壷切抹茶」

HPより

上林春松茶舗さん「千代の寿」

HPより

さて、我が家では。
亥の子餅をせっせとつくり、
柳桜園さんの「炉開き抹茶」を茶入れに掃いて準備。


2人で亥の子餅をいただいてから、

大樋焼のお茶碗で私が練った熱々の濃茶を、また2人でゆったりいただきました。


口切りには三部の取り合わせが良いとされます。
三部とは、「織部」焼、「伊部(備前)」焼、新瓢の「ふくべ」のこと。

今日は、菓子器に織部焼、

茶入れに備前焼の二つを取り入れて、口切り気分を味わいました。


輪島塗の遠山の茶杓に、山の錦を思い浮かべながら、

無病息災、子孫繁栄を願うひと時

母娘のこんな時間も善いものだとありがたく、豊かな時間を愉しみました。