中華銘菜「慶」(Qing)再訪。
某日は店を貸し切っての忘年会。
事前にお知らせいただいた情報では、以下の8品を予定。
・琵琶鴨
・燉湯
・魚腩煲
・馬友皇帝餐
・金銀菜胆
・虾醤炒海鲜
・生蚝拌炒麪
・甜品
また、当日の宴席には各人への菜譜も用意されていましたが、これらは、
幹事さんが、事前にお店と打ち合わせして決定したもの。
通常メニューにないものが含まれているかもしれません。
なお、料理は大皿で供されるものと、各人ごとのポーションで供されるものが
入り混じったスタイルです。
秘醤琵琶湖鴨
特製味噌を塗りこんだ琵琶型あひる焼き。
眩いばかりに照りかがやき、皮のパリッと感は一目瞭然。特製味噌が
味の濃いあひる肉にマッチし、噛り付くと豊潤な旨みがじゅわ~っと広がり、
また脂がたまらなく美味い。骨周りを手掴みした指は舐めたいぐらいです。
(あひる) お褒めいただき嬉しいです(汗)。
淮山燉香螺
淮山・干しツブ貝・鶏肉・クコの実・白菜の上湯蒸しスープ。
干しツブ貝は値千金の仕事ぶり。
乾貨の旨味がぐわーっと入り込んだスープは「滋味深い」という形容が相応しく、
ホクホクとした淮山にくたっとした白菜もごちそう!
蒸しスープの完成度の高さに加え、味わい上品です。
(タクロー) 当店の上湯は絶品だで。間違いのない美味さだよ。
蝦醤炒海皇
本日入荷の海鮮と冬野菜の蝦醤(エビみそ)炒め。
イカはすっと歯の入る柔らかさでレンコンはほっくり。
蝦醤を使っていますが、その塩梅は至妙の域で、想像を凌駕した品の良さです。
金銀蛋菜胆
皮蛋・塩漬卵と広東白菜の炒め煮。
金銀蛋は皮蛋と鹹蛋を指します。
この2種のたまごが味の深化に大活躍。
塩気とコクを吸い込んだ春雨が広東白菜にも絡まって、食いしん坊の胃袋を直撃。
ご飯を欲する旨さです。
馬友皇帝餐
皇帝のごちそう、鹹魚(ハムユイ)・焼肉・大根・人参のじっくり蒸し。
シンプルですが、時間をかけて、鹹魚・焼肉とともに蒸した大根・人参は、
旨みを吸い込んで、余計な味のない実直な美味さを伝えています。
柱候魚腩堡
旬の魚 ホウボウの柱候醤~あつあつ土鍋煮込み。
ホウボウのほか腐竹、里芋、青菜なども参加しておかず力あり。
円みのある味わいで蝦醤炒めと同様、柱候醤使いも巧みで品が良いのです。
生蛎拌炒麺
広島産 牡蠣の和え焼きそば。
麺は軽く焼きつけてある様子。
そこに牡蠣や白菜の入った熱々とろみあんを
ざぶざぶとかけていきます。
牡蠣のエキスがスパイスの効いたあんに調和しミルキー&スパイシー。
ピリッとした辛さの中に後をひくコクと余韻に箸が止まらず。
慶式美甜品
本日の特選デザート。慶式杏仁茶と
家郷馬来糕。
杏仁茶はとろりとした汁粉状のあったかスープ。
馬来糕も風味豊かでふわっほわ、素晴らしく美味しくて感動しましたよ。
さて、今回、参加させてもらったのは、会食をともにしたかったのは勿論
日程の関係から私なりのミッションあってのこと。その記録はまた後日に――。
中華銘菜 慶 (Qing)
東京都目黒区五本木3-33-2 ベルマーレ学芸大102
TEL 03-6884-6501
営業時間/ 平日 17:30~21:30(L.O)
月・木・金・土・日ランチ 11:30~14:30(L.O)※FB要確認
定休日 水曜日 -店舗情報「食べログ」より-
※お店の方々をはじめ、ご尽力頂いた幹事さんに感謝であります。